総理 岡田啓介の憂鬱 Doomsday Armageddon

 第二次世界大戦終結 

結局、アフリカ攻略は、5月までかかってしまった。ようやく全ての連合国、枢軸国が併合されたこの日、1957年5月8日V−E DAYつまりVictory in Europe Day全ての戦闘が終結した。

1939年から始まった全世界の戦争はやっと約18年経ってようやく終結した。大日本帝国は1940年10月蘭印攻略からである。この大戦を「第二次世界大戦」と総称し、岡田は、大戦終結に伴い、大日本帝国主導で講和条約、戦後処理を行った。

講和条約締結

ロンドン条約

まず、連合国に対して講和条約を結んだ。戦艦大和にて降伏文書の調印、講和条約はロンドンで行う。岡田は、軍事裁判は行わないが、条約の締結に伴い、しっかりと連合国に対して、大日本帝国の大戦の正当性を宣言した。

sur.png(連合国の降伏画像がないのでイメージです。)

「連合国は、ABCD包囲網、石油の禁輸などの閉鎖的貿易政策を用いて、独占的資本主義的攻勢によって、大日本帝国を窮地に追いやった。これは自由主義を隠れ蓑として、欧米列強の資本主義の拡大のために、アジアの植民地支配の獲得を目的とした、れっきとした侵略行為である。」

「さらに、連合国は、軍事力と経済力を元に、その多大な影響力で、国際連盟を自国に有利に動かし、大日本帝国を国際連盟から追放し、我が帝国を国際的に孤立させた。よってこの戦争は我が帝国の自存自衛のための正当な戦争であった。すべての責任は連合国に責任がある。」これぐらい言っとかないと戦争は終わるに終われない。

ロンドン講和条約
1.イギリス、オランダ、ベルギーの主権を剥奪する。
2.連合国の全海外領土・海外植民地を没収する。
  イギリス(マレー半島、香港、中東、インド、エジプト、スエズ運河、太平洋諸島、)
  オランダ(インドネシア)
  ベルギー(アフリカの植民地)
  フランス(ベトナム)
3.イギリスはスコットランド、北アイルランドの独立を認める。
4.ベルギーはフランドルの独立を認める。
5.フランスはヴィシーフランスとして主権を認める、一部アフリカの植民地を回復。
6.大日本帝国は連合国に対して賠償金は請求しない。

つまり、アメリカと同じで、国家を分断し、ICを減らし、その結果、大日本帝国に対して脅威を排除することが目的である。アメリカは10年占領されたのに比べれば、これぐらいいであろう。

 ベルサイユ条約

次に、枢軸国に対しても講和条約を結ぶ、こちらもやはり、戦争の正当性を岡田は宣言する。
ger.png

「大独逸帝国は、欧州制覇にとどまらず、民族的覇権主義による、大亜細亜共栄圏に対して侵略を図った。加えて「核兵器」という大量破壊兵器の開発によって、大日本帝国の生存権を脅かした。よってこの戦争は、我が帝国の自存自衛の戦争であり、すべての責任は大独逸帝国にある。」

核施設が結局なかったという結果から言うとかなり苦しい主張だが、それではしまらないので、岡田は、大量破壊兵器の「保持」ではなく「開発」と文を変えることによって、正当性を主張することにした。確かに核の「脅威」は感じたのは間違いない。

ベルサイユ条約
1.ドイツ、オーストリア、チェコスロバキア、ハンガリーの主権の剥奪する。
2.枢軸国の全海外領土・海外植民地を没収
3.イタリアだけは、北アフリカ、ソマリア等のアフリカ植民地、地中海の島々の没収。アルバニア併合は無効にするが、欧州戦線での協力により、主権は認める。

ドイツは分断できなかったので、しかたなく自領地とする。これもまた、大日本帝国に対する脅威を排除して、帝国の復活はないということのアピールになるだろう。

民族自決と独立

さらに、正当性を強化するため、大独逸帝国の侵略によって主権を奪われた諸国家を、解放し独立させる。 大日本帝国こそ、世界の平和と民族自決をもたらす国家であるとアピールする。

しかし本音は、パルチザン発生とTC増加ににうんざりしていたのが理由である。それでいて、ICはすべて50以下という、さりげなく、大日本帝国の脅威を排除している。
map1.png

こうして、世界は平和になった。大日本帝国によって。

新世界秩序

さて、1964年まで7年もあるのだが、どうしようか。ここで勢力図を見てみよう。
sekai.png

枢軸、連合が0の世界である。しかし、気になる勢力がまだ残っていた。ソビエト連邦である。共産圏は他にモンゴルだけである。諜報部の調査によると、歩兵約400個師団、戦車25師団、戦闘機20、艦船が約30。これは大日本帝国に対する重大な脅威である。

大日本帝国は、世界に平和をもたらしたし、覇権主義でもない。なのに何故こんなに戦力を持つ??もしかして旧ソ連領土、ロシア、ウクライナ、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジア、ベラルーシを狙っているに違いない。ソビエト連邦の領土回復!恐ろしい野望である!ちなみにロシア国境はこんな感じである。
soren.png

この戦力差はやる気満々である。まちがいない。ソ連邦の領土回復にとどまらず、欧州全土の支配をたくらんでいるに違いない。そうでなければこんなに戦力は必要ないはずである。そこで、ここで大日本帝国はソ連を世界平和を脅かす重大な脅威と主張した。

しかし思ったよりこのソ連脅威論の「欧州各国」の同意は少なく、「大日本帝国の支配の不満をそらすものだ」という声があがる始末。その証拠にドイツ、ベルギー、オランダ、フランス占領地で頻繁に反乱が発生している。

パルチザンの反乱鎮圧は、かつての枢軸同盟国イタリアにやらせるという、いやらしい方法で制圧した。大日本帝国に敵意が向かないようにするのは占領政策の鉄則である。

しかし、それにしても、「欧州の解放者」に対してこの仕打ちは納得いかなかった。やはり、ソ連は裏で革命活動をおこしているにちがいない。諜報活動に「中傷工作」「パルチザン活動」もある。まちがいない、ソ連は反乱を主導し、共産主義革命を欧州にて狙っているのだ。これは急いで、新世界秩序の構築が必要である。

深読みしすぎかもしれない、妄想かもしれない。いや想像力がたくましいことにしておく。HOI2は勝利条件、エンディングなどないので、1964年まで、何もしなくても、本当にあっさり終わってしまうのである。これぐらい妄想しないと、ゲームを楽しめないのだ。

欧州機構 NATTO結成!

そういうわけで、大日本帝国は、ソ連の共産主義から欧州を守るため、日本アジア統合条約機構(Nihon Asia Tougou Treaty Organization) 通称NATTOを結成した。

NATTOの枠組みによって、西欧諸国は大日本帝国の強い影響下に置かれることとなった。欧州は、植民地の喪失と、多くの独立国の誕生により、各々の国の体力が弱くなった。それで、大日本帝国の強大な軍事力と核の抑止力の庇護の下におくのである。もちろん加盟国はどこか加盟国が攻撃された場合、共同で応戦・参戦する義務を負っている。

 NATTO軍 編成

○SHAPE 欧州連合軍最高司令部 ベルリン 

○AFCENT 中欧連合軍司令部 キエフ 畑俊六元帥

戦 略 軍  後宮淳中将 戦略ロケット6個(核装備)

第1航空艦隊 源田実少将   F1 戦闘機 4個飛行隊
第2航空艦隊 坂井三郎少将  F1 戦闘機 4個飛行隊
第3航空艦隊 草鹿龍之介中将 F1 戦闘機 4個飛行隊
第4航空艦隊 加藤建夫少将  F1 戦闘機 4個飛行隊
第5航空艦隊 福井四郎少将  F1 戦闘機 4個飛行隊
第6航空艦隊 渡部友次郎少将 F1 戦闘機 4個飛行隊
重攻撃飛行団 河邊虎四郎少将  戦略爆撃機 飛鳥改 4個飛行隊

○北部軍集団 NORTHAG モスクワ 

第3方面軍 軍司令部寺内壽一元帥 司令部+8個師団
          第5軍 飯村穣中将    3個師団
          第6軍 澄田貝來四郎中将 3個師団
          第7軍 香月清司大将   9個師団
          第10軍 柳川平助中将  3個師団
          第11軍 阿南惟幾中将  3個師団
          第13軍 下村定大将   9個師団
          第14軍 神田正種中将  3個師団
          第15軍 飯田祥二郎中将 3個師団

          第2機甲軍 中井増太郎大将9個師団

 カテゴリーA  ロシア 第1軍、第2軍、第3軍、第4軍
 カテゴリーB  ウクライナ 第1軍
 カテゴリーC  ベラルーシ 第1軍
         
○中央軍集団 CENTAGスターリングラード

第4方面軍 軍司令部 今村均元帥 司令部+8個師団
         第16軍 本間雅晴大将  9個師団
         第17軍 百武晴吉中将  3個師団
         第31軍 小畑英良中将  3個師団
         第32軍 牛島滿中将   3個師団
         第33軍 本多政材中将  3個師団
         第35軍 鈴木宗作中将  3個師団
         第18軍 安達二十三大将 9個師団
         第20軍 小林信男中将  3個師団
         第21軍 安藤利吉中将  3個師団
        
         第3機甲軍 星野利元大将 9個師団

 カテゴリーA ロシア第5軍、第6軍、第7軍、第8軍
 カテゴリーB ルーマニア 第1軍
 カテゴリーC イタリア 第1軍、第2軍

NATTO軍の特徴は、主力は大日本帝国陸軍だが、欧州の同盟機構のため英語表記である。カテゴリーAが前線部隊、カテゴリーBが第2前線部隊、カテゴリーCが予備兵力である。
さらに、NATTO軍の兵器の特徴として
1.空軍の主力戦闘機
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F1戦闘機を6個航空艦隊を配備した。今までの戦訓から、大日本帝国は空軍配備をおろそかにしてきたが、制空権を取るため戦闘機を主力とし配備した。以外に地上攻撃にも使えるので欧州戦線で有利に戦うことができるであろう。

2.防衛用機甲軍
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NATTO軍前線部隊は150個師団しかなく、戦争が始まれば主に防衛となるであろう。そこで機甲軍に超重戦車120t戦車旅団装備の機甲軍を配備した。これでソ連戦車軍に対抗できるであろう。

3.戦略ロケット軍
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それでも、ソ連軍は西欧州を蹂躙してしまうかもしれない。そこで戦略ロケット軍である。核装備のICBM6基を配備してある。万が一NATTO軍崩壊の危機には戦術核として使用し、ソ連軍の大軍を殲滅する。

戦略としては、戦争が始まればNATTO軍は守勢にまわり、時間を稼いでいる間、イラン駐留の中東方面軍が攻勢に出て、首都ノヴォシビルスクを突く。シベリア方面でも、満州駐留の満州方面軍が攻勢に出るという戦略である。

こうして、第二次世界大戦が終わって平和になったにもかかわらず、新たな戦争の気配が、静かに過ぎていくのであった。

1958年 第三次世界大戦勃発! 


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3541d)