ドイツ 総統の夜の○夢

ポーランド侵攻作戦「白の場合」8.30〜9.17

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 今作戦はポズナニ地方のポーランド軍の包囲殲滅が第一目標である。これに則り、A軍集団及び南方軍集団はトロン、ラドムを電撃的に制圧し、ポズナニ軍を包囲させる。B軍集団はダンツィヒ占領後は防衛に徹し、包囲後に殲滅戦に移行する。同盟国ハンガリー軍はポーランド軍の牽制を主目的とする。可能であれば南方軍集団と協力し、クラクフ包囲を完成させ、これ占領する。また、ポーランド東方はソ連軍が攻撃(ゲーム上はイベント処理)する手はずとなっている。

 空軍支援については、ポズナニ地方に爆撃を集中、指揮系統を破壊し敵の組織的抵抗を抑えると共に、陸軍の速やかな占領をサポートする。作戦期間は1ヶ月弱とし、それ以内に敵首都ワルシャワの制圧を目指すものとする。

 作戦参加兵力は以下のとおりである。

種類/国家ドイツハンガリーギリシア
歩兵師団85306
装甲師団820
戦闘機533
爆撃機2470

 敵戦力は以下の通りである。

種類/国家ポーランドイギリスフランス
歩兵師団866673
装甲師団3410
戦闘機294
爆撃機162

 このうち、イギリス・フランスは空軍以外は動かないものとして考えると、若干枢軸国側が兵力で勝っている。

開戦

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 ドイツがポーランドに宣戦布告した。だが、両軍がひしめく国境線は不気味なまでの静寂を保ったままだった。夜明け前までは・・・・・・。

 日の出と共にドイツ陸空軍による攻勢が始まる。防衛線を長く保つために兵力を分散せざるを得ないポーランド軍に対し、ドイツ軍は集中投入によって突破を図った。チェンストホヴァでは、南方軍集団司令フリッチュ大将率いる39個師団がポーランド軍12個師団に攻撃を開始した。フリッチュは政治的陰謀により同性愛者の嫌疑を掛けられた人物だが、総統はこれをかばった。これに感涙したフリッチュは進んで前線で指揮を執り、兵の士気を高めた。チェンストホヴァは翌日陥落した。

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トルンの戦い 1939.8.30〜9.1

 A軍集団はトルンで攻勢に出た。A軍集団司令ルントシュテット元帥率いる14個師団がトルンの防衛線を突破することに成功した。だが、先着したネーリング少将揮下の第4装甲師団がワルシャワからの壮絶な反攻に遭い、まもなく到着したマンシュタイン少将の第2装甲師団と共に絶望的な防衛戦を繰り広げる。

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 ポーランド軍は歩兵師団11個を持って攻撃に出た。だが、マンシュタイン少将は川を利用した効果的な防衛作戦を展開する。遅滞戦術を持って、機動防御に徹したが数で劣るドイツ軍は次第に劣勢に立っていった。ルントシュテット指揮の10個師団が到着するのは翌日9月1日の15時であった。空が白み始め、ポーランド軍は再び攻撃を開始した。マンシュタイン・ネーリングとも必死に防戦するも、陥落は時間の問題となった。後はどれだけ粘れるかであった。

 太陽が真上に昇る頃、ポーランド軍は遂に渡河に成功する。だが、それでも第2・4装甲師団は最後の粘りを見せた。もはや戦闘可能車両は定数の半分以下となっても。9月1日15時、ポーランド軍は遂にドイツ軍装甲師団の撃退に成功した。だが、彼らに歓喜する暇はなかった。ルントシュテット元帥指揮の第5軍団が遂にトルンに到着。すぐさまポーランド軍を撃退し、トルンの確保に成功した。だが、ポーランド軍がこれほど手ごわい相手だと考えていなかったルントシュテットは一時攻撃計画を中断、南方軍集団の進出を待つこととなった。

ラドムの戦い 1939.9.2〜9.3

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 チェンストホヴァを制圧した南方軍集団は勢いにのりラドムに攻撃を開始する。トルンのA軍集団の援護を受け順調に進撃が続くもポーランド軍装甲師団と遭遇、双方初の戦車戦が繰り広げられた。ドイツ軍は傾羸鐚屬全体の半分、それ以外は宜罅↓狭羸鐚屬任△辰拭B个垢襯檗璽薀鵐彪海脇戦車が大半であり、ドイツ装甲師団はこれを壊滅させることに成功、以後大損害を出したポーランド装甲師団はその機能を停止する。

フランス軍、南ドイツ侵攻

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 ベルリンの陸軍参謀本部に電撃が走った。対仏国境のフライブルクにフランス軍が侵攻を開始したのだ。ヒムラー大将率いる防衛軍10個師団を持ってしてもフランス軍の勢いをとめることはできなかった。総統は、南方軍集団の一部及びハンガリー軍を急遽南独に派遣することを決断した。これによりポーランド南部への攻勢は一時中止され、またB軍集団はすぐさま包囲殲滅戦に入ることとなった。

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ルブリン攻略戦 1939.9.5〜9.7

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 フランス軍のドイツ侵攻により、ワルシャワ包囲作戦を前倒しして行われることとなった。補給補充共に不十分の南方軍集団所属の装甲師団8個がルブリンに進撃を開始した。指揮するクライスト中将は横たわるヴィスワ川に悩まされつつも、味方空軍の援護もあって敵前線を突破することに成功。ルブリンへはロンメル少将が一番乗りを果たした。

クラクフ包囲戦 1939.9.6〜9.17

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 南方軍集団とハンガリー軍により包囲が完成したクラクフにはすぐさま攻撃が開始された。だが、小高い丘陵に立てこもるポーランド軍12個師団は、フリッチュ大将が総指揮を取る20個師団に対し、互角以上の奮戦を見せる。そのためフリッチュ大将は一時攻囲を解き態勢の立て直しに入った。
 14日、ドイツ空軍の猛爆撃を合図に再びドイツ・ハンガリー軍がクラクフを攻撃。さしものポーランド軍も指揮系統を寸断され、物資欠乏からの士気低下からこの猛攻を抑えることはできなかった。9月17日、ハンガリー第6軍団がクラクフを制圧する。

時間との戦い

ロムツァの戦い 1939.9.7〜9.13

 ポーランド侵攻戦で一番の激戦となった。ルブリンの占領により、ロムツァを落とせばワルシャワを包囲することができる。そのため、ルントシュテットは敵が防衛態勢を取れていないうちに攻撃を開始した。当然、ルブリンの南方軍集団もこれを援護したが、ルブリン戦で戦力を使い果たしているため、攻勢はストップしてしまう。

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 ロムツァはヴィスワ川とブータ川に沿う都市であり、この河川を突破しない事には制圧ができないのだ。空軍は即座にロムツァに爆撃を開始する。住民もろとも都市を破壊していくも、ポーランド軍は塹壕を有効活用し、これを凌ぐ。決定的な攻撃に出ることができないルントシュテットは、B軍集団からリスト中将指揮の第20軍団、ボック中将指揮の第31軍団を援軍として得、これを逐次投入した。本来ならば逐次投入は作戦行動に置いては愚の骨頂であるが、こうして無駄に時間を消費する間にもフランス軍はドイツ国内に侵攻している状況では、仕方がなかったといえる。ルントシュテットはこの援軍を用い、ロムツァ都市部を迂回し、これを包囲することに成功した。

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 だが、それでもポーランド軍は抵抗を続けた。ルブリンから敗走してきた軍が次第に集結しはじめ、包囲軍を脅かしはじめたのだ。それでもドイツ軍は包囲の輪を次第に縮めていった。

9.13 12:00

 遂にドイツ軍はロムツァ都市内に侵攻した。ポーランド軍はこれ以上の組織的抵抗は不可能と判断、6日間に及んだロムツァの戦いはポーランド軍の降伏で幕を閉じた。

ワルシャワ攻略戦 1939.9.13〜9.15

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 ロムツァの占領により完全にワルシャワを包囲したドイツ軍はワルシャワ都市部に進撃を開始した。攻略軍総司令官のカイザー大将はラドムの第23軍団(装甲師団2、自動車1)を火力援護に回し、都市攻略部隊に第8軍(歩兵5)及び、トルンの第20軍団(歩兵3)を指名した。ルブリンの装甲軍団はわずか1日の休息のみで14日よりワルシャワに攻撃を開始した。
 ドイツ空軍は徹底的にワルシャワを爆撃するも、複雑な市街地で決定的な打撃を与えられずにいた。ワルシャワの首都防衛部隊は歩兵のみの7個師団であったが、敵から隠蔽していた野戦砲、対戦車砲の砲撃によって多くの犠牲を与えた。

9.14 16:00

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 戦闘の長期化を恐れたドイツ軍はA軍集団をワルシャワ攻略戦に投入。総指揮はルントシュテット元帥が執ることとなった。総勢39個師団による圧倒的な火力と兵力の中、それでもポーランド軍は耐えた。だが翌15日の23時、銃声・砲火が鳴り止まない中、遂に第29軍団が国会議事堂を制圧、鉤十字の旗が真夜中のワルシャワに掲げられた。まもなくポーランド軍はドイツ軍に降伏した。

9.17 0:00

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 ソ連軍がポーランド東部に侵攻開始。突然の攻撃を受けポーランド軍はたちまち壊滅した。ポーランド政府はルーマニアを経由してイギリスへ亡命、ここにポーランドは滅亡した。モロトフ・リッベントロップ協定によりポーランドは東西に分割統治され、ポーランド南部の一部をハンガリーが保護領とすることで独ソ間で交渉が成立した。

 ポーランド侵攻作戦でドイツ軍は死傷者3万人と短期間ではかなりの大損害を出したが、早期の戦闘終結を目指すためには必要な犠牲であった。この後、ドイツ軍は秀吉の大返しの如く、ドイツ南部へ反転。フランス軍と死闘を繰り広げることとなる。

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ポーランド侵攻作戦「白の場合」 戦略的勝利


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3541d)