ボリビアの輝ける夜

 
光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。(ヨハネ伝)
 

南米ボリビア不遇史

 ボリビアはかなり不遇な国家である。

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 1825年の正式な成立以来、不安定な情勢が続き、太平洋戦争(硝石戦争)でチリに敗北したため太平洋への出口を閉ざされ、以来内陸国となってしまった。(だからボリビアには内陸国には珍しくチチカカ湖を拠点として正式な海軍がある)
さらに19世紀の終わりまで相次ぐ政変に見舞われ、軍事クーデターが日常茶飯のように発生していた。あんまりクーデターばかりで大統領がころころいれ替わったため、史書にも正確なところが伝わってない。悪い意味で、近代の神話と呼ばれてるほどである。
 20世紀に入ってからも、ブラジルに敗北、パラグアイに敗北。じわじわと領土を削り取られ、国民や軍の不安は収まらない。
 さらにこのあたりは元々インカ帝国であり、初代皇帝はマンコ・カパックでインカの首都はクスコである。いやこれはペルー専用下ネタか。

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 ところでこのゲームの期間である、第二次世界大戦時、南米は比較的平和であった。第二次世界大戦に参戦した南米の国はブラジルのみである。(しかも終戦ギリギリに!) アルゼンチンが一時、枢軸よりになったりはしたものの大きな動乱は見られない。ゲーム内でも南米はだいぶおとなしい。
 これは主にアメリカの孤立主義政策のためである。モンロー主義とは、ヨーロッパや他の国に不干渉をつらぬくという主張ばかりが目立つが、実のところアメリカ大陸内には干渉しまくるという主張でもある。

 「ヨーロッパの糞ども、元植民地とはいえ、南米に手え出したら殺すよ?おれっちの権益があるんだからさ?」

 とアメリカは「保証」し、21世紀までその構造はあまり変化ない。モンロー主義は生き続けている。結果南米は今なお(中国の介入により)左傾化したり、それはもういろいろ大変なことになってるようだ。

 ゲーム内ではアメリカが南米の全ての国に対して「独立保証」と「相互不可侵条約」を結ぶことでこれを表現している。つまり南米で戦争をおこせばアメリカを敵に回す可能性があるということである。プレイヤー的にはすげえ迷惑な話だ。今も昔もアメリカは南米に対して支配的政策をとっていたということか。アメリカ的にいえば、ラテンアメリカ諸国があやまった行為を犯した場合には、アメリカだけが介入できるのだということらしい。たぶん日本が誤った行為をしたときにも・・・とか絶対奴らは考えている。うーん社会派きどりは莫迦らしいのであまりつっこんだくどい話は控えよう。これはゲームのプレイ記なんだから。

 今回のプレイ目的はこの不遇な国家を立て直すというのはもちろんのこと、ブラジル、アルゼンチンを凌ぐ、南米最大の工業国家に育て上げることである。同時に領地の恢復拡大にもつとめるが、アメリカの隙を見ていくらかの領地を獲得する、なんとか太平洋にでばって対日戦線を張るという程度になるだろう。ヨーロッパはちと遠すぎる。まあやってるうちに、方針は変わるかもしれないがこんなところだろう。
 GC1936、ゲームの難易度はAIの攻撃性を「普通」として他は初期設定のままプレイする。(攻撃性の初期設定は弱気である)
リセットプレイは原則としてしない。まかりまちがってアメリカと戦争になったらそのまま滅亡もやむなし。日本語版の最新パッチをあててプレイしている。滅亡とかまずないし、時間切れまでのだらだらしたプレイになる可能性は高いが、まあそのあたりは適当に飛ばしながら記録していきます。

 あ、最後に一言だけ。長いしくどいよ、このAAR。

目次

ボリビアの輝ける夜('36-40)

ボリビアの輝ける夜('41-44)

ボリビアの輝ける夜('45-47)


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3779d)