我が栄光 ドイツ民主共和国AAR

パルチさんの容赦ない責め

 1952年がやってきた。前年、我が東ドイツがパルチさんを徹底的に刺激したので東欧各国では共産党の支配に反逆せんとする不穏分子がこれでもかとばかりに蠢き、過熱するサボタージュはついに危険な領域へと突入する。

0500.png

 こんな具合に東欧各国の工業力は見事に0となり、機能不全状態に陥ったのである。

 ただしポーランドのみは例外で多少の工業力が残ることとなった。ポーランド領にはブランデンブルグ地域が含まれるため、そこにパルチザン支援をしてしまうとポーランドと同じくブランデンブルグに領土を持つ東ドイツもパルチザン被害に見舞われるからだ。最初はこの点に気付かずブランデンブルグに工作して自爆したのでさすがにロードした。

 さて。

 この時点で東欧各国全土のパルチザン発生率が100%となり、であれば定期的にパルチザンが湧き出て黒塗りの無法地帯がボコボコ現れるかと期待していたのだが……結論から言えばそうはならなかった。ここまでの数年間で東欧各国は師団を目一杯に生産していたため、ほぼ全土に兵力を展開してパルチザンを抑え込んでいたのだ。nofogで観察してみると確かに定期的にパルチザンが発生して交戦を繰り広げてはいるのだが、所詮パルチザンは民兵であるため正規軍に一蹴されて屍を晒すのみなのだ。つまり徹底的に支援工作を行うことでパルチザンが全土を制圧してくれるのではないかという見込みは外れてしまったのである。どころか定期的に発生するパルチザンは東欧各国の陸軍に交戦機会を与え、鎮圧軍が経験値をモリモリと稼いでガチムチになっていく有様である。ウボァウボァ。

戦争計画

 1952年6月、東ドイツの工業力はIC120/80まで増加してついに研究ライン5本を抱えるに至った。当初の工業力目標は達成したこともあり、これ以上工場を作るのもなんだかなーということでいよいよ戦争に向けての本格的な準備に取りかかる。

 東側諸国と戦うからには主力となるのは陸軍である。しかし我が東ドイツは人的資源が豊富とは言えず、いくらパルチザン工作で弱体化させてもソビエト連邦等を相手にまともにぶつかり合っても摩耗し尽くして果てるのみである。そこで空軍を充実させ、戦争序盤は防御に徹して迫る敵軍をCASで消し飛ばし、その後に前進することにした。HOI2でAIを相手にする時の常套手段である。陸に関しても国境地帯に10レベル要塞を建造すればそうそう抜かれることはないだろう。食傷気味なやり方なのが悲しいところだ。

 しかしCASで敵師団を蒸発させるにしても制空権が無ければ始まらない。航空優勢なくばCASを飛ばしたところで撃墜されるのみなのだ。よって迎撃機も多数生産する。とはいえHOI2DDAは最終的に機体とドクトリンの性能が横並びとなるため、ただ激突するだけでは消耗戦となり、基礎体力に劣る東ドイツはどうやっても不利を免れることはできない。そこで東ドイツの各地に対空砲を敷き詰め、併せてレーダーも可能な範囲で配置することにした。基地周辺ボーナスやレーダーのペナルティ、地対空ミサイルの砲火を以てWTO軍機を叩き落とすのだ。地の利は活かさねばならぬ。

 そんなわけで各種要塞やら飛行場、対空砲などの建造に着手する。

0501.png

 他にも検討すべき事柄はある。それは陸軍ドクトリンをどうすっぺかという問題だ。まず人的資源の問題から陸軍は機甲軍となることが確定している。となれば候補は電撃戦(近代電撃戦)か、火力優勢(エアランドバトル)か、人海戦術(機械化波状攻撃)のいずれかだ。東ドイツはソ連から独立したため既に人海戦術ドクトリンが採用されてはいたが、何せ開戦までには時間が有り余っていたのでドクトリン放棄も検討していたのだ。

 だが結局はドクトリンを放棄することなく人海戦術系統のままで行くことにした。変えるのもめんどくさかったし、人的資源に乏しいくせに機械化波状攻撃でウラーウラーするのって何か無茶っぽくてかっこよくねという合理的には程遠いバカ丸出しな脳内の盛り上がりを優先した結果である。

 え? 海軍ドクトリン?

 ………

 海軍など東ドイツには存在しない!
 そんなものを作る余裕はなかとです……

 そして毎年民主制に向けてスライダーを動かした結果、実は前年の内に我が東ドイツは社会民主派へと変貌していた。これ以上は民主制に動かすつもりはないので、今後は常備軍へと動かしていくことにする。これで数年後には生産される軍隊がより強靱なものになっていくことであろう。とにかく必要とされているのは質である。そのくせに機械化波状攻撃ドクトリンを選んでしまった事実からはとりあえず目を背けておこう。

0502.png

悪魔と結ぶ

 にしても東ドイツだけでソビエト連邦(と手下達)を相手にするのは厳しそうだなーと弱気の風が吹き抜ける。やっぱり仲間が必要ですよ。共にソビエト連邦に拳を振り上げてくれる仲間が!

 とはいえDDシナリオの主要国は大抵どこかと同盟済みであり、そこそこの戦力を持ち、なおかつ組める相手などほぼ皆無に等しい。ドイツ連邦共和国との友好度は既に最大値に達しているため、そこから連合国へと加わることもできる状態だが、アメリカと組むのは御免である。ただし西ドイツに関してはクーデターを仕掛けて同盟を結ぶことも選択肢の一つとして検討していたため既にスパイを最大数送り込んである。やはりこれしかないのだろうか。

 ……いや、そういえばあの国があった。あの国ならばあるいは。

0503.png

 そう、国共内戦が終わるやソビエト連邦との同盟を解消して東ドイツと同じく独自路線を歩む中国共産党である。友好度を最大値にしてみた結果、中国共産党との同盟確率は8%と十分に同盟の余地があると判明した。西側諸国を除外するならば確かに共産党は最高の同盟国になりうる。

 畑から採れる莫大な陸軍、地理的にもソビエト連邦に二正面作戦を強いることが可能な最高のポジションだ。ソ連と戦おうと企む我が東ドイツからすると軍事的にはこれ以上の同盟国などありえない。また中国共産党はソビエト連邦やその属国との間に領土問題を抱え、後にスターリン批判を契機として中ソ対立に至る関係なのだ。脳内妄想の観点からしても結ぶ余地があるのではないか。

 しかしソビエト連邦の支配に抗おうとし、これまで民主化を推し進めていった立場の東ドイツが中国共産党と結ぶというのはイデオロギー的に大問題な気はする。だが独ソ不可侵条約という例もある。ここで東ドイツと毛ちゃんが思想上の障害を乗り越えて互いの利益の為に密約を交わすというのは趣としても悪くはない。

 てことで中国共産党と同盟することにした。

0504.png

 おそらくこれで対ソ戦は相当に楽ができるだろう。そしてソビエト連邦を打ち倒した後には用済みとなった中国共産党も叩き潰すのみである。その時には連合国と組んで滅び行く中国共産党を尻目に祝杯を傾けてやるわヴハハハハ。

 ………とか思っていたの! この当時は!

我が栄光 1953-1958 再軍備、そして開戦


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3963d)