我が栄光 ドイツ民主共和国AAR

はさみうち

 フランスがドイツに宣戦布告をした。それは即ち連合国が東ドイツ陣営に宣戦布告したことと同じである。これより我が東ドイツとその同盟国は東西超大国二陣営を相手に戦わねばならないということだ。

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 よろしい、本懐である。






 なんて言うわけねぇーだろ!
 東側陣営を相手にするだけでも手一杯に決まってるだろうが!

 ………

 ここで少し現実逃避気味に妄想する。だいたいフランスはなぜに我が東ドイツ陣営に宣戦布告などをしたのだ。我々は民主化を推し進め、西側とは相反するイデオロギーで東欧を支配するソビエト連邦を弱体化せしめんと戦争をしているのだ。それは西側陣営の利益に適うことではないか。それが、なぜ。

 いやまあわかっている。わかってはいるのだ。フランスは、そしてフランスの決断を良しとして参戦する国々は、我々の姿に第三帝国の亡霊を見たに違いない。前大戦から驚くべき早さで復興を遂げ、核攻撃を受けながらも精強な軍隊の力を以て超大国ソビエト連邦と争う姿の中に、ドイツの脅威を感じ取ったのだ。実際に西ドイツがドイツになっちゃったしな。

 我々は核武装をしていない。西側陣営にとっては安心して叩き潰せる相手なのだ。我々が世界を引っ掻き回して不安定な状況がもたらされることをよしとせず、この機にソビエト連邦と結んでまたしてもドイツを引き裂くつもりなのであろう。

 お先真っ暗だなあ。

もうフルボッコ

 〜以下BGM『パリは燃えているか』〜

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 西側諸国の宣戦布告から数日後、間もなく少し前に見たような光景が繰り返されることになった。違いがあるとすれば、それはソビエト連邦による核攻撃ではなく、アメリカ合衆国によるものだということだ。毛ちゃん大惨事。毛ちゃんまた涙目。中国共産党は何か核攻撃を引き寄せる引力みたいなものを持っているのだろうか。

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 そしてドイツの空にも西側諸国の爆撃機が大挙して押し寄せてきた。なんだ、これは。ちょっと数が多すぎやしないか。ドイツの空はいつから爆撃機の国際見本市となったのだろうか。この鋼鉄の巨鳥の群れはケツから爆弾をひりだしては我が国土を炎上させていく。勿論ただでやられるわけにはいかぬと迎撃機を出撃させていたが、尋常ならざる飽和攻撃の前には焼け石に水もいいところだ。

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 辺りを見渡せば世界の全てが我々の敵である。助けを求められる相手などどこにもなく、逃げる場所もありはしない。東西陣営はまるで万力のように東西ドイツと中国共産党をぎりぎりと締め付ける。そして毛ちゃん帝国には相変わらずの核攻撃が繰り返された。

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 和平交渉はその全てが無駄に終わった。「ごめんなさい、ごめんなさい」と泣き叫んでみたところで米ソは我々を許そうとはしなかった。領土を全て割譲すると申し出ても聞き入れられることはなく、米ソは無表情に我々を殴り続けた。要するに彼らは東西ドイツと中国共産党が物言わぬ死体となるまで痛め付けるつもりなのだ。このサディストどもめ。

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 西側諸国に宣戦布告されたことで独仏及び低地方との国境が一瞬でぶち抜かれはしないかと危惧していたが、そうはならなかった。西側との開戦時点で西ドイツが国境地帯に配置していた兵力はごく僅かであり、西側はいつでも突破できたはずなのだが、どうにも陸から本格的に攻めてくる気配が無い。おそらくAIがファニーウォー設定なのだろう。とにかく即死は免れたが結局爆撃機は飛んでくるのでじわじわとなぶり殺しの目に遭うということだ。

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 これまで米ソによる核攻撃を大量に引き受けてきた便利な弾よけ国家の中国共産党も度重なる戦略爆撃に見舞われてついに工業力が壊滅した。これはもうだめかもわからんね。

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 弱った毛ちゃんがむくつけき西側の国々にもみくちゃにされる。米英仏はそれぞれの方向から中国大陸の切り取りを始めていた。ところで日本軍はこっそりと何をやっとるんだ。

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 これでもう何発目だか。ソ連にせよアメリカにせよ数があるからってお前ら気楽に核を撃ちすぎだ。ここまで来ると核兵器が単なる戦術兵器にしか見えない。なんだかもう感覚が麻痺してきた。

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 そしてついに米帝の核攻撃がドイツに対しても降り注ぐ。このスーパーフルボッコタイムはいつまで続くのだろうか。

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 あのさ、ベルリンって昨年も核攻撃されたばかりなんだが。嫌がらせかおい。嫌がらせだろ畜生。当然のことながらこの核攻撃でベルリンにて東ドイツとポーランドの国境地帯を防衛していた陸軍師団は壊滅した。また要塞線に穴が開いてもうた。こりゃいよいよ支えきれんな。ちなみにこの頃東西ドイツの間をデンマーク領から侵入してきた米軍に掘り進まれたりもしていた。後でどうにかなったけど。

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 いいかげん毛ちゃんも慣れてきたに違いない。

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 1959年10月1日時点における東独陣営陸軍師団の残存数である。

 以上、西側諸国による宣戦布告からの五ヶ月間をダイジェストでお送りした。

 だが、ここまでは滅亡へと向かう道を行かんとする列車がゆっくりと加速したに過ぎず、その勢いがまさにトップスピードに達するのはこの直後からである。

我が栄光 1959-1960 土俵際


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3840d)