大英帝国騒乱記AAR

1940年1月 領土購入

tye.png そうこうしている内に1940年を迎えました。

g6.png チェンバレン、オーストラリアからアイタペを購入せよ。

tye.png は? 突然どうしたのですか。

tye.png そもそもアイタペってどこでしたっけ……

g6.png ここだ。

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tye.png ニューギニアのプロヴィンスですか。

tye.png しかし……空港も港も資源も工場もありませんよ? ただの密林です。

tye.png 何に使うのですかこんなところ。

g6.png 色々だ。

g6.png 我々は先々代の手によって海外領土のほぼ全てを失った。

g6.png なれば海外に自前の拠点を一つでも作ろうという考えに何かおかしなところはあるかね?

g6.png 港や空港が無いのは都合が良い。安く買い叩けるからな。

g6.png 必要ならば購入後に我が国が作るだけのことだ。

g6.png チェンバレンよ重ねて命じるぞ。オーストラリアからアイタペを購入せよ。

tye.png 了解しました。

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tye.png 交渉は無事にまとまりました。今日よりアイタペは我が国の領土です。

g6.png 大変結構。合法的に領土を手に入れるのは気分が良い物だな。

tye.png ところで日本勢と中国勢の争いに決着が付いたようです。

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tye.png 結果は日本勢の勝利です。そして日本は中国国民党を傀儡とすることを選択しました。

g6.png やれやれ。いっそ完全併合してくれれば良いものを。

g6.png 傀儡の国民党に歩兵を無尽蔵に作られては鬱陶しくてかなわんからな。

1940年6月 ソビエト連邦の横暴

tye.png 陛下、ソビエト連邦も動き始めました。

tye.png バルト諸国に対して立て続けの宣戦布告です。

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g6.png 誰も彼も見境無く領土を求めおって。全く弱小国には苦難の時代だな。

1940年7月 軍備着々

tye.png ついに迎撃機が生産ラインに乗りました。

tye.png また相次ぐ工場の完成によって基礎工業力も100に届きました。

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g6.png それは大変結構なことだ。

g6.png 今やいつドイツに宣戦布告を食らっても不思議ではない状況下にあるからな。

g6.png 本土防衛に必要な戦力だけは急ぎ取り揃えねばならぬ。

1940年9月 些事

tye.png 今月の出来事は以下の通りです。

tye.png 9月2日、大日本帝国がシャム王国を傀儡化。

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tye.png 同5日、ルーマニアがウィーン裁定を受けてトランシルヴァニアをハンガリーに譲渡。

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tye.png 同8日、ブルガリアがルーマニアに対してコンスタンツァの割譲を要求。ルーマニアはこれに応じました。

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g6.png ルーマニアも歯痒い思いをしているであろうな。

g6.png 我々の庇護に入りさえすれば、そのような屈辱を受けることもなかったろうに。

g6.png ああ、そうだ。スペイン国粋派やルーマニアなど一度は同盟を断念した国に対しても定期的に締結の道を探っておけ。

g6.png いつの間にか見込みが生ずることもありえるからな。

tye.png は。

1940年10〜11月 チェンバレン欠席

200.png では陛下、10月と11月の報告はまとめて行います。

g6.png どうせたいしたことは起こってないのであろう?

200.png まあそうですが一応お耳に入れておきませんと。

g6.png 確かにな。では報告を聞こうか。

200.png 10月17日にドイツとスロヴァキアが軍事同盟を締結しました。

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g6.png 特に不思議なことではないな。

200.png そして今月の11月6日に米大統領選が行われ、ルーズヴェルト大統領の続投が決定しました。

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g6.png それも順当な結果だな。

g6.png 報告は以上二件のみか?

200.png はい。他には取り立てて重大な出来事は発生しておりませぬ。

g6.png そうか。ご苦労であった。

g6.png ……

200.png ……

g6.png ところでなぜお前が報告をしているのだ。チェンバレンはどうした?

200.png それが……チェンバレン首相は体調が優れぬようでして。

g6.png 何だと?

200.png ここだけの話ですが相当に悪いようです。

200.png どうやら癌を患っていたらしく、もう長くはないとか……

g6.png この馬鹿者め。なぜそれを早く言わぬ!

200.png 申し訳御座いません……って、陛下、どこへ行かれるので?

g6.png 決まっていよう。チェンバレンを見舞うのだ。

g6.png 今日の公務はこれで切り上げる。

g6.png どうせ大した用事は残っておらぬからな。他の閣僚達にもそう伝えておけ。

200.png わかりました。

1940年11月 偉大な調停者の逝去

g6.png 身体の調子はどうか、チェンバレンよ。

tye.png こ、これは陛下……わざわざ私めの為にこんなところまで足をお運びにならずとも。

g6.png なに、忠臣が病に伏せっているとあればそれを見舞うのも君主の務めであろうよ。

g6.png ましてやチェンバレンは何かと至らぬ余を支え続けてくれている大事な臣下だ。当然のことではないか。

tye.png 勿体ないお言葉です……

g6.png ああ、そのまま横になっていて構わぬぞ。無理をする必要は無い。

tye.png 申し訳御座いませぬ。このような国難の時に倒れるとは……

g6.png 病であれば仕方なかろう。余としては充分な静養の後に政務へと復帰して欲しいところだが……

tye.png 陛下、誠に申し上げ辛いのですが……

tye.png どうやらそれは叶いそうにありませぬ……

g6.png 余もそう聞いている。病状は相当に思わしく無いようだな……?

tye.png は……

g6.png ふむ……

g6.png ならばチェンバレン。お前を安心させる為にも今後の展望、イギリスの行く末について少し話しておこうか。

tye.png ………

g6.png お前はよくやってくれた。ドイツとの戦争を回避し、貴重な時間を稼いでくれた。

g6.png 目下、我が国は枢軸国や共産国に対抗すべき軍備を着々と整えている。

g6.png 一年二年で直ぐに完了するわけでもないが、いずれイギリスは精強なる軍団を揃えるであろう。

g6.png 重ねて言うがそれはお前の功だ。誇るがいい。総統との会談は見事であったぞ。

tye.png ……お褒めの言葉を戴き恐悦至極であります。

tye.png そのお言葉だけで私も全てを報いられた気持ちです。

g6.png さて、今日の情勢からいずれ極東の島国が連合国へと挑戦状を叩き付けるのもそう遠い日のことではないだろう。

g6.png 余は、こちらの開戦は不可避と見ている。

g6.png 奴らは問答無用に仕掛けてくること請け合いだ。

tye.png それは日本のことでありますな。おそらくは陛下の申される通りの流れとなるでしょう……

g6.png まあこれについてはさほど心配することもない。

g6.png 既にイギリス自身はアジアを放棄しているからな。

g6.png 彼の地に未だ領土を持つフランスとしては気が気ではないだろうが……

g6.png それは身に余った領土を未だに保持し続けるフランスの責任に於いてどうにかすべき問題だ。

g6.png ……とはいえ極東の猿どもが図に乗り過ぎるのもあまり愉快ではない話だ。

g6.png 彼らの相手はインドやビルマにやらせよう。何せ人間だけは掃いて捨てる程いるからな。

tye.png ……陛下?

g6.png そうして愚図共が殺し合っている間に我らは更なる時間を得る。

g6.png ビルマの密林には無数の死体が積み上がるだろうが、そんなのは余の知ったことではない。

g6.png おそらく5年は稼げるだろう。6年もあればいよいよ充分だな。

g6.png その頃になれば余の下準備も粗方済んでいるはずだ。

tye.png 陛下、それは一体、何のお話ですか……?

g6.png 準備が整い次第、手始めとして日和見を決め込んだ馬鹿共を制圧する。

g6.png 我らの力を見せ付ける為にも、完膚無きまでに叩き潰そうではないか。

g6.png 候補としてはトルコやギリシア辺りが適当だな。見せ物として丁度良い。

g6.png 我が国の軍事力を試す絶好の評価試験にもなる。良いことずくめだ。

tye.png ……っ……冗談も大概にされよ!

tye.png いくら陛下といえど悪ふざけが過ぎますぞ!

g6.png ははは……チェンバレン、冗談などではないぞ。余は極めて本気なのだがなァ。

tye.png ―――陛下、貴方はッ!!

g6.png 余の精兵達が、弱小国を虫けらのように蹂躙する様を想像すると心が躍ってたまらぬよ。

g6.png 所詮この世の大半は二等国。身の程を弁えるということを彼らには是非とも知ってもらわねばな。

tye.png 世迷い言を……そのようなことが許されるとお思いか!

tye.png そんな無体な戦など国民が黙ってはおりませぬぞ!

g6.png は―――、それこそ世迷い言だ。

g6.png 愚民どもには余が壮大な夢を与えてやる。

g6.png 植民地の独立に対して表向き国民の不満は収まったが、その価値観は今も大きく揺れている。

g6.png 父王の暴挙こそが付け込む余地を生んでくれたのだ。まさに天佑と言うべきだな。

g6.png 愚民どもに対しては、余と夢を共にできるように確かな道を示そうではないか。

g6.png まあ……国民はともかく、同盟国の中にはついて行けぬと言い出す輩も出てくるであろう。

g6.png そのような愚か者には神の雷をくれてやる。

g6.png 今はまだ理論のみ段階にあるが、いずれは使い物となるはずだ。

g6.png 我が手は世界を遍く覆い、望むままに裁きを下せるようになるだろう。

tye.png 見込み違いであった……

tye.png 先代や先々代などとは比較にならぬわ! とんだ暴君よ!

g6.png 何とでも言ってくれて構わんよ。余は臣下の言にいちいち腹を立てるほど狭量ではないからな。

g6.png ……ああ、そうだ。そういえば君の同僚についてだがな。

g6.png 彼らは使い勝手も良く、決して無能ではないが、余とはいまいち反りが合わぬ。信奉する主義主張も含めてな。

g6.png いずれは全員を絞首台に送ってやる。用済みになればそれまでだ。

g6.png 嬉しいだろうチェンバレン? 冥府での話し相手には困らぬぞ。

tye.png 何て事を考えるのだ……そのような事を聞かされて、私が黙っているとお思いかッ!

g6.png うん? いいとも、好きに喋りたまえ。余は止めんよ。

g6.png だがそれは無駄な死人を増やすことになるぞ。君の家族も含めてな。

tye.png ……っ……この屑がッ!!

g6.png うむ、その響きはなかなか耳に心地よい。暇を縫って見舞いに来た甲斐があったというものだ。

g6.png やはり本音で話すというのは気持ちが良いものだな。

g6.png 実に愉快であったぞ。お前のその苦渋に満ちた表情もだ。

g6.png さて……そろそろ話は終わりだ。お暇させてもらうとしようか。

g6.png お前はこの国を立て直した功臣だ。葬儀は国葬で出してやろう。

g6.png ではさらばだチェンバレン。死神によろしく言っておいてくれ。

………………

…………

……

tye.png 舐めるなよ若造っ……この唾棄すべき暗君め……!

tye.png そのような行いをさせるために、我らはこの国を復興させたのではないのだっ……!

 

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大英帝国騒乱記 1941年 戦争猶予


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3479d)