大英帝国騒乱記AAR

1947年6月 知らんぷり

g6.png ………

tya.png200.png201.png202.png203.png204.png205.png206.png ………

g6.png ………

g6.png 何とも妙な流れとなってきたな。

200.png 面目次第もございません。

201.png 言われたい放題でありました。

g6.png やむを得ぬことだ。あれでは譲歩以外に手段はない。諸君らの判断は賢明だ。

202.png とはいえ構わぬ気も致しますが。ここまで実際に指揮を執ってこられたのは陛下なわけですし……

203.png それを公然とするわけにもいくまい。建前というものがあるだろうに。

g6.png 現状打開を求める声があれほどまでとは思わなかった。これは余の手落ちだ。

g6.png 諸君らの面子を潰すようなこととなり申し訳ないと思っている。

tya.png ……覚悟の上です。今更言っても仕方ありますまい。

g6.png ともあれ近いうちに何らかの成果を挙げねば早晩に同様の問題が持ち上がるだろう。

g6.png 不安は払拭してやらねばならない。適当な方策を考えておくとしよう。

g6.png 諸君らは引き続き軍の編成を急ぎたまえ。

tya.png200.png201.png202.png203.png204.png205.png206.png は。

1947年7月 過激停戦交渉

g6.png ………さて。

g6.png ダース・モズリー、そしてスケコマシよ。二人ともGJであったぞ。

oz.pngero.png は!!

oz.png お褒めの言葉を戴き恐縮です。

ero.png けどその呼び方止めて下さい。

g6.png 細かいことを言うな。

g6.png ……後は転がる事態に少々手を加えてやれば良い。

g6.png 余に身を委ねることこそ最善であると、いずれ誰もが悟るであろう。

g6.png 元よりこの国は強硬を好むからな。余に公然と権力が委譲されるのも時間の問題だ。

oz.png 最初から相当に右寄りでしたからね。楽なものですな。

g6.png ここまで随分と待ったのだ。これ以上悠長に構える積もりはない。

g6.png 成果が欲しいというのならばくれてやる。

g6.png 同盟国、もとい下僕には事欠かぬ。

g6.png 神の矢は既に完成し、精兵も間もなく数が揃う。

g6.png 勝利ほど人を酔わせるものなど無い。己が身も痛まぬのであれば尚更だ。

g6.png 先ずは弱小を潰しに潰すぞ。

g6.png 図体の大きな獲物を仕留めるには時間が掛かるからな。それはひとまず後回しだ。

g6.png モズリーよ。いつぞやの命令を忘れてはおらぬな?

oz.png 無論ですとも。今や国民党中枢は私の朋友で一杯です。

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oz.png 他にはオランダやフランスにも沢山おりますがね。

ero.png 何故にまたその両国に……

g6.png それも余が命じておいたのだ。仮に彼らが邪魔になったとしても、戦時中では同盟から叩き出せぬであろう?

g6.png 場合によってはその両国を植民地主義の権化とでも難癖付けて生贄にしようと考えていたからな。

ero.png なんつー見境の無い………

g6.png もっとも今や仏蘭に対して特に何をする気もない。今更生贄とするのも面倒だ。

g6.png ……話を元に戻そう。国民党の処遇についてだが。

oz.png へい。

g6.png 彼らとの講和を締結せよ。日本から国民党を引き剥がすのだ。多少時間が掛かっても構わぬ。

oz.png それはやはり……こういう手段で?

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g6.png そうだ。成功の暁にはこれを外交的成果として利用する。

g6.png 資金は好きに使って良いぞ。湯水の如く投じるがいい。

g6.png どうせ金など幾らでも調達できるからな。

oz.png それは心強いお言葉ですな。

oz.png では行って参ります。

g6.png 期待しているぞ。

 
 
 

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ero.png 陛下。中国へと向かったモズリーですが、国境付近で早々に不審者として拘束されてしまった模様です。

g6.png ほっとけ。いずれ勝手に脱出し、勝手に成功させてくるだろう。

g6.png あれでなかなかできる男だ。信じて朗報を待とうではないか。

ero.png はあ。

1947年9月 イギリスはやればできる子

 ときに1947年9月19日、首都ロンドンにて盛大な軍事パレードが開催された。

 大通りに列をなして行進する戦車や兵員輸送車はいずれも分厚い鋼鉄に鎧われた最新鋭のそれであり、かつて国民が目にしたことのある旧世代の車両とは一線を画す威容を誇っていた。蒼穹には鋼鉄の翼が舞い、またテムズの沖合にも建造を終えたばかりの新鋭鑑が居並び、その姿は存分に人々の視線を惹き付けたのである。

 これまでイギリスの国民は直接的な戦火には殆ど晒されず、それだけに一気に新世代へと様変わりした軍の武装は国民に大きな衝撃を与えた。祖国はかくも強力な軍隊に護られているのかと誰もが安堵し、いかに植民地を失おうとイギリスは未だ先進的な一等国であるとの思いを強くしたのである。そしてこれらの武装を以て、今すぐにでも戦地に向かうべきではないかという声は日増しに高らかとなっていった。

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g6.png ……少々刺激を与えすぎたか。

tya.png まったくです。

g6.png チャーチルよ。事ここに至っては過激な連中の要求に応える必要があるかもしれんぞ。

tya.png 本気でございますか?

g6.png どうせここまでも余が指揮を執ってきたのであるからな。さほど問題あるまい。

tya.png 大ありです。いくらなんでも建前を完全に捨ててしまうのは拙いでしょう。

g6.png ふむ。やはりお前は反対であるか。

tya.png 当然ですとも。他の閣僚達も私と同じ思いのはずです。

g6.png その意見を翻す積もりは毛頭ないか?

tya.png くどいですぞ陛下。それだけはやっちゃあならんのです。

g6.png そうか。

1947年11月 軍部への餌付け

304.png305.png306.png ………

304.png ……なあ。 ※統合参謀総長兼陸軍総司令官

305.png どうした? ※海軍総司令官

304.png なんで俺達だけ呼び出されたんだ?

306.png さあ…… ※空軍総司令官

 
 
 

g6.png さて。

g6.png 軍部高官の諸君。本日は忙しい中の招集に応じてもらい感謝している。

304.png305.png306.png ………

g6.png 今日の会議は人も少ない。まあ楽にしたまえ。

304.png ではお言葉に甘えまして(だらーん)

g6.png ……だからといっていきなり頬杖まで付いて良いとは言っておらぬ。

304.png は、これは失礼をば。

g6.png ……そこ、机の上に足を投げ出すな。

305.png すんませんすんません。

g6.png これから真面目な話をするのだ。楽にして良いとは言ったが、緊張感が欠片も無いようでは困る。

306.png そういうことでしたら陛下、早速本題を。

g6.png せっかちな奴だな。……まあいい。望み通り手短に行こうか。

g6.png 余は親政を行うことを決意した。諸君らには是非協力してもらいたい。

304.png305.png306.png ……は?

g6.png 聞こえなかったのか? 余は親政を行う。それには諸君ら軍部の協力が不可欠だ。

g6.png 何もクーデターを起こせと言っているわけではない。

g6.png ただ、諸君らには余の決意に対していち早くの賛意を表明して欲しい、と。そういう話だ。

304.png いや、陛下それは……

305.png さすがによろしくないのでは……

306.png これまで通り現政府に任せるという体裁でも……

g6.png 綺麗事に耳を傾ける積もりなど無いな。

g6.png どうなのだ。諸君らは余の提案に従うか。それとも否か。答えよ。

304.png305.png306.png ………

306.png ………お断り致します。それだけはできません。

305.png 私も空軍総司令官と同じ意見です。拒否させていただきましょう。

304.png 国家非常の時と思えばこそ、今まで我々は陛下の決定に異を挟まずに従って参りました。

304.png ですが、それは閣僚達が国を運営しているのだという建前があってこそ。

304.png それすらも捨ててしまっては我らは民主国家として立ち行かなくなりましょう。

304.png ……私も両名と同じくその提案に頷くことはできません。

g6.png ………

g6.png 全く模範的な回答だな。諸君らの潔癖さには頭が下がる思いだよ。

g6.png だが……

g6.png 今一度よく考えてみるがいい。

g6.png 余はどうして諸君らのみを先に招いたと思うか?

g6.png それは余が、諸君らの働きこそを重きに考えているからに他ならない。

g6.png 余が今後この国を導くにあたっては、軍に八面六臂の活躍をしてもらうことになるだろう。

g6.png ………

g6.png もっと分かり易く言ってやろうか。

g6.png 出番、増やしてやるぞ。

304.png305.png306.png ………!!!

g6.png モブ閣僚としての汚名を返上させてやる。

g6.png 余に従うならば、諸君らには輝かしい未来が約束されるであろう。

g6.png 即ち、目立つことができるのだ。

304.png305.png306.png ……ッ!!!

g6.png 諸君らはこれまで悔しい思いをしてきたのではないか?

g6.png 名前すら呼ばれることない日陰者としての境遇を呪ったことはないのか?

g6.png そのような不遇から抜け出すチャンスは、今この時をおいて他にはないのだぞ。

g6.png ここで余の誘いを断れば、今後1バイトたりとも諸君らは表に出られぬのだ。

g6.png もう一度諸君らに尋ねよう。これが最後だ。三度はないぞ。

g6.png 余に従え。余の行いに理解を示すのだ。

304.png ………

304.png へ、陛下の……

g6.png 聞こえぬぞ。もっとはっきりと申せ。

304.png へ、陛下の、仰せのままに致します……

305.png わ、私もであります!

306.png 同じく小官もです!

g6.png よし。その返答、確かに余は聞いたぞ。

g6.png 諸君らの決断に感謝する。

g6.png その勇気に対しては、必ずや至上の祝福が与えられることだろう。

304.png305.png306.png は!!!

g6.png うむ。

 
 
 

………

……

 
 
 

g6.png 真性のバカだな奴らは。

ero.png というかやり口が外道すぎます。あれじゃ逆らえるわけないですよ。

g6.png まあな。

1947年12月 The second showdawn!!

―――定例閣僚会議

300.png301.png302.png303.png304.png305.png306.png

tya.png ……かように先々月以来、東南アジアでの攻勢を強めた米軍は台湾島、スマトラ島と立て続けに奪取し、ジャワ島に関しても間もなく制圧を完了するものと思われます。

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g6.png ………

tya.png 日本軍は未だ本土や朝鮮半島こそ失ってはおりませぬが、外堀は着実に埋め立てられており今こそ……

g6.png もうよいチャーチル。余から話がある。一旦その口を閉じよ。

tya.png ……随分な打ち切り方ですな。

g6.png 続きは聞かずともわかるからな。今こそ攻めろというのであろう。

tya.png その通りです。

g6.png が、今日は重要な話があるのだ。先ずはこれを片付けてからだ。

300.png301.png302.png303.png ……?

304.png305.png306.png ……

g6.png 一体どのようなお話ですか。

g6.png うむ……

g6.png 現刻よりこの国は余が直接に統治する。異論は一切これを認めぬ。

tya.png300.png301.png302.png303.png ……は?

g6.png 今後は余が鋼の意志を以てこの国を導くことが最善の道であるとの結論に達したのだ。

g6.png それこそ余が熟慮の末に下した決断である。

tya.png ……突然何を仰りますか!

300.png なりません陛下。どうかご再考を。

301.png 我らが力不足であったというのなら罷免されても構いませぬ。ですが、それだけは……

g6.png 既に軍部の協力は取り付けた。彼らは余の親政に歓迎の意を示している。

g6.png そうだな?

304.png305.png306.png は!!! 国軍は陛下のご意志にこそ従うものであります!!!

302.png な……

tya.png 血迷ったか貴様らッ!

g6.png ま、そういうわけだ。

g6.png 議会と市井の風潮を読めぬほど愚かではあるまい、チャーチル。

g6.png この決定は明日にでも正式に承認されることであろう。

g6.png お前も認めたまえチャーチルよ。現実を受け容れるのだ。

g6.png 余はなにもお前の事を嫌ってはおらぬ。閣僚諸氏についても同様だ。

g6.png 諸君らには余を補佐する閣僚として引き続き国政を担って貰わねばならぬ。

g6.png 余としては是非とも協力的な姿勢を見せてもらいたいのだがな?

tya.png 私は承伏しかねる! そのような行いに荷担などできるものか!!

g6.png 強情な奴め。

g6.png ……諸君らはどうだ?

300.png301.png302.png303.png ………

g6.png ……

g6.png その顔を見る限りそう易々と賛同はしてもらえぬようだな。

g6.png ま、それも致し方あるまいか。

tya.png お前ら何を黙り込んでいる! 考える余地などあるはずもなかろう!

g6.png 黙れチャーチル。そう近くで叫ばれると五月蠅くてたまらん。

g6.png 衛兵!!

eihei.pngeihei.pngeihei.pngeihei.pngeihei.png(ぞろぞろぞろ)

eihei.png お呼びですか、陛下。

g6.png チャーチルらを別室に連れて行け。丁重にな。

eihei.png は。

tya.png な なにをする きさまらー!

 
 
 
 
 

1947206.png 1947207.png

 
 
 
 
 

g6.png ふむ。この会議室も四人だけでは随分と広く感じるな。

304.png ……これでよろしかったのでしょうか。

g6.png 無論であろう?

305.png しかし陛下、これからどうなさるおつもりですか。

g6.png 戦争と、戦争と、戦争だ。

g6.png これよりイギリスは立ち塞がる全てを殲滅する。

g6.png 脅威は武力で以てこれを取り除き、この手に平和を掴むのだ。

306.png ………

g6.png さて……

g6.png 手始めにアフガニスタンでも潰すか。邪魔だからな。

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304.png は?

g6.png 二度言わねばわからぬのか? 余はアフガニスタンを潰すと言った。

305.png 確かに聞こえましたが、それはまたどうして。

g6.png 理由も言ったぞ? 邪魔だからな。より正確に言えば目障りだからだ。

g6.png 視界に入るだけで鬱陶しい。潰せ。

304.png いやそんな無茶苦茶な。

g6.png ……

g6.png 冗談に決まっているだろうが。

g6.png 奴らの政体はドイツ寄りだ。我が国とは相容れぬ。

g6.png そして国民は戦果を欲している。

g6.png 素直にこのまま日本を相手にしてもいいのだが、彼らを打ち倒すには多少の時間を要するからな。

g6.png 取り敢えずは手頃な国を相手とし、これを屈服せしめて意気を上げる。

g6.png ま、理由としてはこんなところだな。

305.png ……結局潰すわけですね。

g6.png そうだ。

g6.png アフガニスタンに対して早急に手袋を投げつけよ。

g6.png 戦略爆撃航空隊はインドの航空基地へ移動せよ。宣戦と同時に猛爆だ。

g6.png 陸海軍は本土にて待機。陸戦はペルシアとインド辺りにさせておけ。

g6.png 但し手こずるようなら山岳師団の編成が終了次第現地に派兵する。

g6.png 来年からは本格的に動くぞ。諸君らも楽しみにしておけ。

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1947年12月 後悔先に立たず

304.png ………

305.png ………

306.png ………

304.png なあ。

304.png もしかして陛下って、すっごくデンジャラスなお人?

305.png かも、しれん………

306.png 多分、そうだ………

304.png ………

305.png ………

306.png ………

大英帝国騒乱記 1948年 Part1 Pre Ontlogy


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3539d)