大英帝国騒乱記AAR

1948年1月 Pre Ontlogy1

g6.png ハッピーニューイヤー諸君。

g6.png ついに我がイギリスが世界に冠たる覇権国家であることを、世界に知らしめる時が来た。

g6.png 今年は栄光へと足を踏み出す記念すべき年となるだろう。

g6.png 楽しいロックンロールタイムの始まりだ。笑え。

304.png305.png306.png は、ははは……

g6.png 固いな。少し顔が引きつっておらぬか? まあよい。

g6.png さて。

g6.png 早々に国々を挽き潰して行きたいのは山々だが、事を急いでは仕損じる。

g6.png 時には足元を確認することも必要だ。

g6.png モントゴメリー卿よ。現状について報告せよ。

304.png は!(……名前で呼ばれたッ!)

g6.png それほど子細でなくとも構わんぞ。概況だけで充分だ。

304.png では手短に参りましょう。

304.png 以下は連合国勢力圏及び交戦国勢力圏です。

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304.png 我が連合国の勢力圏はカナダ等南北アメリカの一部にも及んでおりますが、当面の戦局とは無関係な為これは割愛致します。

304.png 以下は同盟国の一覧です。相変わらずの大所帯となっております。

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304.png 次に内政の状況ですが。

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304.png 各種資源については同盟国からの供給が見込め、人的資源も未だ豊富です。基礎工業力も既に200に達しており充分な数値を誇ります。

304.png アフガニスタンへの宣戦布告の影響により国民不満度が6.5%ほどありますが、作戦に支障を及ぼすほどではありません。

g6.png 軍備についてはどうか。

304.png 連合国全体の統計と併せてご覧下さい。全て載せるときりがありませんので例によって上位五国のみですが。

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304.png 我が国の軍は往事と比して相当な増強がなされました。

304.png 新たに編成された師団の質は世界でも最高水準にあると自負しております。

304.png 但しその軍備は未だ完璧ではありませぬ。

304.png 山岳師団が未配備なことに加え、絶対数に不安が残るところです。

304.png ドイツによる宣戦布告を警戒した場合、自由に動かせる兵は更に限られることでしょう。

304.png 大雑把に見積もって外征に動員可能な陸戦力はおよそ70師団程度かと思われます。

304.png その半数近くは機甲軍団となりますので精強なことに間違いはありませんが。

304.png しかし軍については今も生産を継続しておりますので、最終的には100師団以上を外征に向けることが可能となる見込みです。

g6.png ま、見境無く歩兵を作ればいずれ200師団や300師団程度は動員できるだろうがな。

g6.png それはそれで養うのが面倒だ。指示を飛ばすのも一手間だ。

g6.png 今後も我が国は少数精鋭を貫くぞ。

304.png 海軍及び空軍に関しては、こちらも調達の状況が芳しいとは決して言えませぬが当面必要な量は満たしているかと思われます。

g6.png うむ。

g6.png 現状については概ね把握した。ご苦労であった。

304.png は。

1948年1月 Pre Ontlogy2

g6.png ときにアフガニスタンの様子はどうなっている。

304.png 良くはありませぬな。

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304.png ハリス空軍総司令が直接現地入りして爆撃の指揮を執っておりますが、パキスタン及びペルシア軍による陸からの侵攻が思うように進んでいない模様です。

g6.png 愚図どもめ……あのような四流国を片付けるのに何を手間取っているのだ。

304.png もうしばらくすれば我が国の山岳師団の編成が完了します。どうかそれまでお待ちを。

g6.png そうか。

304.png そして戦況とは関係ありませぬが、インドにおいてマハトマ・ガンジーが暗殺されました。

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g6.png 極めてどうでもよい。そのようなくだらぬ些事まで余の耳に入れずとも構わん。

304.png 申し訳ございません。

1948年2月 Pre Ontlogy3

ero.png 陛下、陛下。

ero.png 良い知らせと悪い知らせがありますが、どちらから聞きます?

g6.png ならば悪い知らせから聞こうか。

ero.png そうですか。では悪い知らせから。

ero.png えーとですね、今月9日に軍の戦略を批判する記事が発表されました。

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ero.png アフガニスタン宣戦の不満度も下がりきっていませんので、これで我が国の国民不満度は10%の大台に乗ります。

g6.png は―――! その程度が何だと言うのだ。俗物の妄言など捨て置くがいい。

ero.png ……陛下が一番俗

g6.png 何か言ったかね?

ero.png いえ何も。

ero.png それともう一つあります。こちらは良いとも悪いとも言えない知らせですが……

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ero.png 米軍が南樺太及び四国を占領しました。着実に食い込んでいますね。

g6.png そちらに関しては様子見だ。米国には当面好きにさせておけ。

g6.png 我らが矛先を向ける相手は幾らでもいる。右も左も獲物だらけだ。

ero.png ほんと見境ありませんね。

g6.png 悪い知らせは以上だな?

g6.png それでは良い知らせというものを聞かせてもらおうか。

ero.png はい。良い知らせというのはですね―――

1948年2〜4月 Pre Ontlogy4

 1948年2月16日、連合国と中国国民党の間に突如として和平協定が成立した。長い戦争に飽いていた中国は、宗主国日本を半ば裏切る形で連合国との単独講和を結んだのである。正に青天の霹靂であった。

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 これまで大日本帝国がアジアにて連合国の前進を食い止めることができたのは、ひとえに膨大な中国人民を抱える国民党の陸戦力に拠るところが大きいのは言うまでもない。それだけに日本から国民党を引き剥がしたこの外向的成果は、親政に臨むジョージ六世王の手腕を大いに誇示するものとなったのである。

 そして王命を受けて和平交渉の難事に取り組んでいた人物が、先年の議会にて気勢を上げたオズワルド・モズリー議員であったことが明らかとなるや彼の名声もまた不動のものとして英国中に轟いた。但し彼が交渉、もとい工作活動の間に中国当局に何度も(二十一回も)拘束されたことは国家の最高機密として伏せられた。かっこわるいもん。

g6.png 確かに金は湯水の如く使っても良いとは言ったが……使い過ぎだこのバカ。

 1948年3月上旬、進展のないアフガニスタンの状況を憂慮したジョージ六世は、編成と訓練を終えたばかりの精鋭山岳師団の派兵を決定した。間もなく海路にてパキスタン領カラチへと到着したテンプラー大将麾下陸軍9個師団はアフガニスタンに向けての進撃を開始する。

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 特殊戦に対する徹底的な訓練を施されたこの軍団は立ち塞がるアフガニスタン軍を難無く潰走せしめ、4月10日にはペルシアの友軍がアフガニスタン首都カブールを占領。アフガニスタンはペルシア領として即日に併合された。それまで膠着していた戦線は、イギリス軍の到着によって瞬く間に勝敗が決したのである。

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 アフガニスタンはイギリスにとって見知らぬ土地ではなく、第三次アフガン戦争においては苦渋の和平を結ばされた舞台である。それだけにこの完全なる勝利は国民を湧かせた。大局的には意味の無い争いである。だが、長年勝利の美酒から遠ざかっていた国民にとって、このアフガニスタンでの勝利は大国としての自尊心を取り戻す充分な一歩となった。

 国民党との和平、そしてアフガニスタンにおける軍事的勝利。王は親政の開始から半年と経たぬ内に目に見える功を立て続けに成し遂げたのである。当初はその親政に懐疑的であった者達も、次々と政治信条を改めて王の支持者に転向した。これまでろくな働きをしなかった政府など信頼に値せず、我らが王こそ頼みとするべきだという声は着実に広がっていった。

大英帝国騒乱記 1948年 Part2 Ontlogy


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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3539d)