ヴィシーフランスAAR
1944年 壊れた過去と現在となの? †

実は全部ユダヤの陰謀じゃったのじゃよ!
な、なんだってーっ!!!
現状 †
久々の更新となりました。それでは説明に移りましょう。
イラク攻略戦題してスターフォックス作戦の顛末はどうしたのかね?飛翔編の末尾に次はイラク攻略戦だと書いてあったようだが。
ええとですね。デザートフォックスじゃないかというつっこみは置いておいて。
AAR_wikiに移転するときに間違えて記録を全部消しちゃったんですよ。全部パー。
でも、12月中に併合できたと言うことで勘弁してください。
おおざっぱに説明いたしますと、英本土から輸送された休戦監視軍主力部隊の到着を待ち蹂躙したと言うところですな。ついでにアラビア半島の制圧も完了しています。
ふむ、記録の散逸は残念だがサーバーダウンに伴うもとい戦争に伴う不幸な事故と言うことで、気を取り直して次に移ることとしよう。
なお、作者の名誉のために言っておく。対話形式をとるのはその方が面白いと作者が思ったからであって、その方が書くのが楽だからと言うわけではない。
でも、作者が書くのが面白くても、読む方がどうとるかは分かりませんよ。
まあ、そこはなんじゃ。
一月 侵攻開始 †

1月、雪も融けていないのにバクーから出撃。スターリングラードに向けて前進を開始します。装甲部隊が有効に使用できる地形に達するまで、戦術爆撃機の支援の元歩兵師団が一歩一歩着実に前進しています。
便宜上この部隊を北方軍集団と呼称する。
イラク攻略戦終了後、主力部隊の一部はインドにて連合軍を挟撃するためカラチに進撃。再び英国の首都を占拠することに成功したため、保有資源量がすごいことになっています。
二月 †
ふと気づいたら、北アイルランドがアメリカによって奪還されており、英国の首都がカラチからベルファストに移動。再上陸を行おうと思いましたが、



ごらんの通り、我がフランス海軍は米帝相手に大勝利!特に真ん中の画像に敗北と表記されている奴、普通に考えれば大勝利だろうとパラドックスに突っ込みたい所ですな。
まあ、このゲームでは海戦のシステム上の問題もありますし。要は、いくら沈めても沈めても沸いてくるアメリカ海軍の新鋭空母、人的資源のないフランス国ではろくに艦艇の修理も出来ず消耗していくので、北アイルランド奪還作戦は無期限延期となったのです。
おかげでドーバー海峡すら安全には渡れないので、スコットランド軍が編成されるようになってきたというのに、3個海兵師団は回収の目処が立たなくなってしまった。
仕方がないのでドーバー海峡を海軍爆撃機部隊が哨戒し、敵の強襲上陸だけでも防ぐべく必死に哨戒活動を行っています。
四月 †
雪が溶けたな。
というか、今年は降ってませんよ。
現実世界の話をしてどうする。攻勢に出る時期だと言っておるのじゃ。

そうですな。今年こそドイツ軍にはモスクワを落として貰いませんと。スモレンスクも押さえている事ですし、今年こそイワンの野郎共をウラルの向こうに叩き込んでやりましょう。

日本軍は順調にインドを制圧しており、インド陥落は目前です。戦線の維持に必要な最低限の部隊は残して全兵力をスターリングラードに投入します。
うむ、フランス大陸軍の力を今こそ見せつけてやるのだ。

そんなこんなで部隊がスターリングラードに突進を開始。しかし、物事そう上手くいくはずがありません。

ふと気がついたら、フリータウンに米軍が上陸。
ウェイガン将軍。アフリカ帝國に駐留している部隊はどうした。
ハッ!43年式歩兵が3個師団です。大至急米軍を海にたたき落としてご覧に入れます。
空軍からも近接支援航空隊をリベリアに回すように。
中国で利権を獲得できなかったからと言ってアフリカに矛先を向けるとは、なんと貪欲な米帝。日本軍など比較にならぬ大陸軍の驚異の実力、思い知らせてくれるわ!


が、上陸してきた米機械化師団に軽く跳ね返され、アフリカをどんどん浸食されていきます。
上のプロパガンダ映像ではフリータウンの米軍が壊滅寸前だったり敗北しているように見受けられますが。これはヴィシー政府による情報操作に因る物とお考えください。
出鱈目を言うな!右の映像は歩兵部隊が到着していなくて好機を逃してしまっただけだ。左の映像も、実際に勝っていたがフリータウンを占領する前に、米軍の第2陣が一気に揚陸されてしまったという話だろう。
海軍はのんびりと指をくわえて見ていただけかね?
スターリングラードでの戦いに集中していて忘れていたそうです。艦隊を慌てて繰り出した頃には米軍のタスクフォースがフリータウン周辺をうようよしていて輸送船団狩りどころではなかったとか。
ヴィシー艦隊は最新の艦艇でも未だに38年型ですから確かに艦隊戦では不利に違い有りません。
仕方がないな。前線から引き抜けるような兵力はないし、かといってアメリカの装甲師団にアフリカを蹂躙されるのも癪だ。
植民地の時代は終わりを迎えた。民族自決の原則に従って、自らの身は自分で守って貰おう。遺憾ではあるがアフリカ帝國は解体することにする。
前線からまわせる戦力がないので、アフリカの領土を独立させて防衛戦力を自分で供出させようとの目論見の元、アフリカ諸国が独立。左側のSSがカラフルなのはそのせいです。
って、既にそれは前回の飛翔編で説明しましたね。この度新たに独立したのは、マリ連邦です。以後も、ゴールドコーストなどが順次独立していきます。

なお、5月18日には先鋒の装甲師団がスターリングラードに突入。殆どのソ連軍はドイツ軍と戦っているのできわめて防備が手薄であったことが幸いした。


海軍も中東に上陸せんとする米軍の出鼻をくじいておる。
本当は一度クウェートに上陸されているんですけどね。もっとも、その部隊はイラク軍によって駆逐されました。
右側のSSには艦隊が全滅・・・とか有るようだが。
は、ブレストにいた潜水艦隊がアメリカ機動部隊の空襲で全艦撃沈された模様です。
なぜだ。ブレストには強固なブンカーが構築されており、小艦艇や潜水艦は敵の爆撃から厳重に防護されていると聞く。
いや、ブンカーに入れてもらえなかったのですよ。
以下回想 †
我が軍は北アイルランドを封鎖するためブレスト港を基地として使わせてもらおうと思う。
かまわんよ。あ、でも工房の機材が没収されたからフライス盤でも手みやげに寄越してもらおうか。
その程度ならおやすいご用です。なんなら、最新式の太陽炉もおつけしましょう。
おお、それは助かる。よーし、だったら補給と燃料は全部見てやろう。なあに、ほんのお礼だ。
それはありがたい(その石油は我が国が供給しているのだがな)。ところで総統、港に見えるあの巨大な建造物は何ですかな?
むふふ、あれか。そう、アレこそが世界に冠たるドイツの科学技術の結晶「Uボートブンカー」だっ!現在この世に存在するありとあらゆる航空攻撃に耐え、あらゆる補給と整備を行う設備がある!
それは素晴らしい設備だ。是非フランスでも作りたいものだ。まあ、ゲームシステム上無理だけど。
どうでしょう、我が軍の潜水艦にもそのブンカーを利用させてもらえないだろうか。イギリス本土を押さえたとはいえ、未だに米英艦隊の脅威は取り除かれてはいない。
残念だがそれは不可能だ。今ブンカーには限界までEボートが納められておる。
え、そんなものどこに。大体HoIではEボートなんて使えないでしょう。
あのEボートは最新式のステルス材料を使用している。なんと、ジョンブルには見えないEボートなのだよ。君の祖父は確かトラファルガーで戦死されたのではなかったかね?
・・・
いやあ、貴国の技術には感服するばかりです。なるほど、よくよく見れば素晴らしい!艇首の40mmボフォース砲といい、4基も搭載されている53cm発射管といい、米軍の魚雷艇に比べても遙かに先進的で重武装だ。
(奴にはPTボートが見えているのか?)
ということで、残念だがブンカーの件はあきらめてくれ。
・・・回想終了
ということです。
よく分かった。君が無駄にテキストと時間を浪費したと言うことがな。
幕間 †
ここで帝國推薦書籍の紹介だ。
今日のお勧めはドサーニュ殿下も愛用している、大○本絵画の「第三帝国○要塞」だ。
HoI世界では、どんなに要塞を築城しても対空砲を林立させても、数値で表示されるだけなので、なかなかそれが実感できずに悩んでいたユーザーも多いと思う。
だがそれも今日で終わりだ。この一冊さえあれば、
沿岸要塞ハァハァ・・・ターンテーブルにのった列車砲マンセーーーーー!
マジノ線は世界一ぃぃぃぃぃ!!!Bヴェルグなんてめじゃないぜぇ!
といった感じに一夜にして華麗な変身を遂げられる。興味のある方は、重戦車開発なら世界一!FCM社書籍販売部にすぐさま115!
ネタのつもりとはいえ、そういう宣伝ってどうなんでしょうねぇ・・・
七月 †

七月に入り、インド方面はほぼ大勢が決しました。牟田口将軍が奮闘した模様です。
あの有名な牟田口か。我が軍にも欲しいものだな。
そういえば、彼の国には「作戦の神様」と呼ばれる参謀がいるそうだな。是非彼も我が大陸軍に勧誘したいものだ。
いや・・・・やめておいた方がよいかと。
そうだな、彼らの信じる理想や祖国は我々とは別にある。日本が枢軸としてソ連と戦ってくれない辺りにその理由があるのだろう。
そんなまっとうな理由じゃないです。はい。
ちなみに、アフガニスタンとヴィシーの色が同じなため上の画像では見分けが付きませんが、アフガニスタンは中立国のままです。
八月 'の砲声' †
夏と言えば大攻勢の季節。我が大陸軍は順調に快進撃を続けているようじゃ。
スターリングラード周辺で2度の包囲殲滅戦を行い、ソ連軍を20個師団ほど捕虜に致しました。



包囲作戦の経過
ロストフでの包囲殲滅は、包囲が崩れる寸前で成功したことが退却中の装甲師団がいることから分かりますな。
スターリングラードが確保できたので各地より航空隊を移動し、攻撃を行いたいと思います。
うむ、ドイツがいつまでたっても足踏みをしているのに比べて大陸軍のなんと精強な事よ。この勢いならば伍長殿がモスクワを落とす前にウラルの向こうを攻略できるやもしれん。
そう思って調子に乗って進撃していたところ、ソ連軍のハイスタックがドイツ軍の前面から我が軍の前線へと移動を開始し、一時はスターリングラードが包囲される局面にまで追いつめられました。
九月 †
うーむ。押されていますな。
一時はカスカフ方面からの撤退も考えたくらいじゃからな。
航空隊の支援と部隊のやりくりで何とか戦線を維持できていますが、ドイツやスペインの部隊の支援を借りても時折戦線が崩壊してしまう訳でして。
しかもドイツの奴らは自分から攻撃を仕掛けては敗北を繰り返すので全く役に立っておりません。あと2ヶ月もすればまた冬がやってきますぞ。
どちらにせよ冬季攻勢は不可能となれば・・・・ここはフランス的解決を行うべきだとは思わないかね?
下の写真のように、スターリングラードを頂点とした川沿いの三角地帯を要塞化する。インフラ整備も併せて行えば、冬の損耗にも優しい難攻不落の橋頭堡のできあがりだ。

赤い線が要塞構築ライン
名付けて・・・
ウェイガン線!
と言うことで、9月10日部隊の再配置と要塞建造を開始した。どうせドイツの進撃は停止したままあろうし、フランス軍ではソ連軍には歯が立たない。まして冬季ともなればなおさらじゃ。
ここは要塞にこもって春を待つのが良策だと儂は思う。
あと、しばらく放っておいたせいで忘れていたが、アフリカからは撤退しよう。

アフリカの米軍の勢いはもはや止められぬ。全航空隊とアフリカ派遣軍を引き上げよう。
分かりました。併合されたマリ連邦軍及びリベリア共和国軍の残存兵力を率いて北部アフリカへ突破をかけ、チュニジアからヨーロッパへ帰還します。
航空隊は損耗があまりに激しいので一旦本土へ帰還、休養させます。
米軍の上陸以来フリータウンの米軍を毎日空襲してそれなりの戦果も挙げてはいたのですが、相手が米軍なのが悪いのかフリータウンに対空砲があったのが災いしたのか、常に戦力が50%を切るような有様でした。
事実アフリカから撤退した結果、いつも0だった人的資源が徐々に回復するようになったのは実に悔しい思いです。アフリカなんてさっさと見捨てておけば良かったと。まあ、上陸に備えていなかったのがそもそもの敗因ではあるのですが。
もう一つありました。気がついたらスコットランドに米帝が上陸していたようでして。ごらんの通りです。

な、なんてこったぁぁ!(声:大木民夫)
スコットランド軍が上陸可能な全プロヴァンスに張り付いておったはずなのですが。至急部隊をブリテン島に送り、ヤンキーを海にたたき落としてやりませんとな。
各所から兵力を引き抜き米軍を押し戻そうとしたのですが、敗退。結局アフリカもスコットランドも連合国の手中に落ちてしましました。
リベリアは10月16日に併合、スコットランドは9月26日に併合されました。結果として、イギリスの首都がグラスゴーになり、英国はブリテン島帰還を果たした訳です。こんな状況で戻って良いのかという疑問は湧きますが、マルタ島よりはマシと言うことで。
十一月 †
後は今年中には目立ったことはありませんでした。
コロンビアが宣戦布告してきたことや、戦艦リシュリューがマルセイユへからブレストへの回航中に撃沈されたことくらいでしょうか。

な、リシュリューが撃沈されるとは!
で、南米諸国というのは何なのだろうな。ブラジルは頼みもしないのに単独で宣戦布告をしてきおった。コロンビアも連合国にはいる訳でもなく宣戦布告をしてきた。ベネズエラの優秀な産業分析に間違いはないようじゃな。間違いなくアレは葉っぱの所業じゃ。
。
あと、DDでは傀儡国からの上納ルートが同盟国等を貫通しないようなので、こんなもったいないことに。1.3や今度発売されるアルマゲドンでは改善されているのでしょうか。

・・・所変わって
陸では要塞に立てこもって冬を越しているようだが、海軍としてもこれからの戦局に対応せねばならない。
特にペルシャで何もせずに遊んでいる第二巡察分艦隊。イギリスの輸送船団も刈り尽くし、かといって米英の艦隊には対抗できない旧式艦揃い。いっそ解散してしまおう。
そして、浮いた人的資源で新鋭艦を建造する。うむ、やはり海軍は素晴らしい!題して第二次海軍拡張計画!

要塞なんぞ作っておらんで、艦隊や航空隊を整備しても良さそうなものだが・・・。
ちなみにこの頃からドイツやイタリアから潜水艦を買い取り、解体して人的資源にしています。しかし、部隊はなかなか良いレートでは取引してもらえません。
かくして怒濤の?1944年は過ぎていったのでした。
後書き †
これで終わりかね?
これで終わりです。
これのどこら辺が怒濤なのか知りたいものだが。
こう、連合国の怒濤のアフリカ進撃とか、大陸軍の怒濤の進撃とか、怒濤の要塞建築とかですかね。
納得いかないな。サブタイトルも含めて。もっとフランスの歴史を勉強した方がよいのではないか。
全くもって反省しております。それでは乱離編に移りましょう。まあ、中身はタイトルとは全く関係ないほどグダグダですが。
次回「嗚呼栄光のヴィシーフランス乱離編」-エールには負けない!-にご期待ください。