ヴィシーフランスAAR

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petain.png 戦地へ行きたくなければ工場で働くのじゃ。

furansowa.png いや、それ何か違いますから。

1950年 対ソ戦の終わり、共産主義の終わり

現状

furansowa.png 今年も常備軍に1ポイント振って始めました。他は何も変化ありません。

petain.png もうちょっとまともな始め方はないのかのう。

2月

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furansowa.png ええと、またアメリカに上陸されてますね。ドーバーにはCASを、他の所にも一応対艦攻撃機を飛ばしていますし、多の枢軸国も躍起になって哨戒してくれているはずなのに何故でしょう。

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furansowa.png すぐに海に追い落とせるかと思ったら後続まで揚陸されて、三次に渡る総攻撃をかけても跳ね返されまして。

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furansowa.png 攻めあぐねているところにリヴァプールにまで米軍が上陸。

petain.png 多点同時上陸とは米軍め、やりおる。

furansowa.png なお、リヴァプールの輸送機部隊は米軍による占領と同時に消滅しました。輸送機とっても高かったのにorz

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furansowa.png なお、英国の米軍が駆逐されたのは3月21日になってのことです。

4月

wei.png 雪解けの開始と共にソビエト方面軍も徐々に攻勢を開始します。

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wei.png 雪解けは始まったばかりなので、無理をせず慎重に進んでおります。もっとも、現時点でソビエト軍は最早瓦解寸前ではありますが。

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furansowa.png なお、同時期にマダガスカルに上陸されています。史実でもマダガスカルは連合軍に上陸されていますが、今回守備隊を配置しているような余裕はなかったので占領されるに任せます。
petain.png 我が国の領土は一寸たりとも敵に踏ませはせん!と言いたいところじゃが、北仏もアルザス・ロレーヌも未だドイツの占領下。太平洋の小島は既にアメリカに占領されておるし、インドシナも日本軍が進駐しておる。

furansowa.png 4月16日大変喜ばしいイベントが生じました。

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petain.png 良き哉、良き哉。「労働・家族・祖国」これこそ崇高な我らが標語。フランスの青年たちは祖国のために見事に応えてくれた訳じゃ。

furansowa.png おとなしくスローガンで良いじゃありませんか。そんなに英語が嫌いですか?

petain.png 英語は辺境の蛮族と植民知人が使う低俗で卑しい言語であり、フランス語は世界でもっとも先進的で美しく尊い言語である!

furansowa.png 対ソ戦には間に合わないと思いますが、とりあえず山岳師団2個師団と守備隊2個師団、装甲師団4個師団、騎兵師団2個師団の編成に取りかかりました。残りの人的資源は対艦攻撃機と護衛戦闘機、艦艇建造にまわします。

daru.png 4月23日、将来の対米戦に備えドイツのロストックに回航中のフランス艦隊が米国艦隊と交戦し、これを撃退した。

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daru.png このマデイラ諸島沖海戦で、フランス艦隊はかなりの損害を受けたものの撃沈された艦は皆無。空母5軽空母7戦艦2重巡5を撃沈した。まさに歴史に残る記録的な大勝利と言えよう。

furansowa.png 駆逐艦や軽巡洋艦などの補助艦艇が1隻も沈んでいないのが、かえって気懸かりです。

daru.png 大破損傷した艦はシェルブールに寄航させ修理しようかと考えたが、幸いにも機関は復旧しロストックまでの航海に支障がない事が判明したため、ロストックへの回航を最優先とした。と言うことにしておいて欲しい。

6月

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furansowa.png 8日、モンゴルを併合しました。

wei.png 大陸軍の行く手を阻む者はおらず、たまに遭遇する部隊も少数の民兵ばかり。最早塗り絵状態ですな。

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wei.png 7月14日に先鋒の装甲師団がオホーツクに到着。ようやく海を目にしたときの感慨は忘れられませんな。

petain.png ソビエト横断という気の遠くなるような任務をやり遂げてくれた将兵に感謝する。後もう一息じゃ。

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wei.png 8月27日、ついにソビエト連邦の全VPプロヴァンス・・・いやプロヴィンスでしたかな、の制圧を完了いたしました。

furansowa.png なにやら満州国軍のタワーが目に眩しいです。日本が参戦してくれればもう少し楽だったんですけどね。後半は敵は民兵だけでしたし。

petain.png さあ、ソビエトを併合するぞ。

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petain.png むむ。

furansowa.png 出来ませんねぇ。

petain.png もしや、ビターピース後の戦争でもソ連の最初の首都はモスクワという扱いで、モスクワはドイツ領だからドイツしか併合できない・・・と言う意味かのう。

furansowa.png ご明察の通り・・・だと思います。多分。

furansowa.png 結局、ドイツが翌日にソビエトを併合。共産主義の総本山はついにこの地上から姿を消しました。

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petain.png じゃが、残った共産主義者たちは地下に潜り、キューバや中国、南米などで活動を継続する。枢軸領となった土地でもゲリラ活動が続くが・・・それはまた別の機会に譲ることにしようか。

furansowa.png さて、共産圏が消滅したところで少し戦果を確認してみましょう。

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furansowa.png シベリアとカザフスタンを独立させておいたおかげで、第二次バルバロッサ作戦はフランス国の一人勝ち状態です。

wei.png ドイツは既に東方生存圏を確保しております。ソビエトを打倒する上でフランス国が果たした役割を考えるなら、このくらいの報酬は受け取らねば割に合いますまい。

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furansowa.png VP占領を優先したために領土にいくつか飛び地が出来たため、ドイツ及びシベリアとの交渉で領土を整理しました。

daru.png 上手くゆけばシベリア海軍の創設も夢ではありませんな。インドシナは日本に貸しておりますが、ウラジオストックを確保できたことにより、極東及びアラスカへの橋頭堡が出来ました。将来の権益拡大のための良い布石となりましょう。

petain.png カザフスタンの希少資源はカラチから輸送されるし、シベリアの資源は海路で直接輸送できる。上納ルートの確保は問題ないようじゃな。

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furansowa.png 後、モンゴルは結局独立させました。本当は内蒙古に譲ろうと思っていたのですが、内蒙古は標準ではモンゴルの領土を領有主張していない事や、内蒙古は日本の属国であり直接交渉が出来なかったことから、

petain.png 飛び地、かっこ悪い。

furansowa.png と言うことで、独立させました。

petain.png 米国と戦うのに忙しくて対ソ戦に参加してくれなかったとはいえ、同じ枢軸国同士の間で紛争の種を作ってしまったが仕方がない。文句はスウェーデンに言ってくれ。

furansowa.png 残りの半年は、対米戦に備え部隊の生産とロストックへの集結、海軍の強化などで終了しました。では次に行ってみましょう。

1951年 スタンバイ・レディ

furansowa.png それでは年始めに状況解説です。

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petain.png 戦後体制をにらみ核開発を開始した。別に他に開発する必要のある技術が無くなってきたという訳でも・・・あるが、脳内妄想的にフランスの核開発は必須じゃろう。

wei.png 米独に続きフランスが核を持つことは、戦後体制に置けるフランスの地位向上において大きな役割を果たすことでしょうな。

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furansowa.png 閣僚も前年に引き続き変化無く、常備軍に1ポイント振ってこんな感じですね。

furansowa.png つづいて枢軸国の戦力を確認してみましょう。

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wei.png ドイツはさすがに総計700師団に達しようかという部隊を揃えておりますな。部隊の機械化はあまり進んでいないようでありますが、現在のドイツはフランスの石油に頼り切っている状況故機械化部隊を増やせないのでしょう。

wei.png 対するフランス国はスコットランドからの援軍を含め65個師団を保有しております。以前と比べれば戦力は増強されたものの、アフリカや中東に展開している守備部隊やイギリス駐留軍の事を考えると実働戦力は40個師団以下となります。以前は歩兵主体の戦力でしたが、人的資源の枯渇と対ソ戦の影響で装甲師団の比率が上昇しております。

petain.png アゼルバイジャン・中東から石油だけは十分に送られてくるからのう。

wei.png ただ一つ不思議なのは、今大戦で何ら活躍していないイタリア陸軍が、数だけは我が大陸軍の3倍の規模を誇っていることであります。

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furansowa.png 続いて海軍の比較に移ります。

aburiaru.png 我がフランス海軍は枢軸国一の規模を誇っている。空母10戦艦4駆逐艦16からなる打撃分艦隊を1、戦艦12駆逐艦16からなる巡察分艦隊を1実働戦力として揃えている。イタリア海軍も健在のようだが、地中海に引きこもることしかできない艦隊とは比べものにならん。

daru.png ドイツは海軍戦力の増強に励んでおり、気がつけば空母8戦艦3を揃えている。国力の差から考えて、ドイツ海軍が我が海軍と比肩しうる規模になるのも時間の問題かと思われる。が、三等海軍国に後れを取るつもりはない。

furansowa.png フランスは二等海軍国ですけどね。アメリカとは差が絶望的すぎて比較する気にはなれませんが、イギリス海軍がおそらくイタリア海軍以下になってしまった現在、世界で日本海軍に次ぐ実力を持つと自負しています。

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furansowa.png 最後に空軍の比較に移りますね。ルーマニアよりは上とはいえ、ドイツ・イタリアには置いて行かれています。陸軍ほど絶望的な差は開いていない筈なんですが、何でしょうこの敗北感。AIが無駄に飛ばしている飛行機こっちに任せてくれればもっと有効に使えるのに・・・といった感じです。

petain.png 工業力から考えて、人的資源さえあれば陸海空全ての戦力でイタリアの後塵を拝することなど考えられんのじゃがな。

wei.png なお2月15日には歩兵関連の全研究が終了いたしました。

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furansowa.png ふと見ると、ドイツが全土を重対空砲で埋め尽くそうとしています。大西洋防壁の築城も進んでいるようですし、ベルリンには陸上要塞が築城されています。

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petain.png 伍長は脳内末期戦モードに入ってしまったらしいな。

furansowa.png 全くです。フランスを除く枢軸国の部隊は現在陸続きの土地に敵がいないため、自国プロヴィンスの防衛に勤しんでいます。沿岸を文字通り埋め尽くすドイツ部隊。

wei.png まあ、スペインやペルシア・イラク等の部隊がロシアから帰ってきて、それまで手薄だった海岸線などの防備をしてくれていることは素直に喜ばしいことではあります。

4月

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wei.png 対米作戦に投入可能な全陸軍師団がロストックに集結しました。投入可能な戦力は、司令部師団含め39個師団であります。

daru.png 輸送艦隊も途中2隻をアメリカ機動部隊に沈められたものの、無事ロストックに集結し作戦開始の号令を待っております。

petain.png うむ。それだけいれば半年は暴れて見せよう。

petain.png カナダケベック州の同胞たちを民主主義を僭称する連合国から解放するため、これよりアメリカ上陸作戦「金の場合」を発動する!

furansowa.png R○BCのパクリですね。

petain.png ぱ、パクリとは人聞きの悪い。インスパイヤされただけじゃ。

petain.png 作戦第一段階目標は、米国占領下のレイキャビク!

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daru.png 揚陸部隊の出航と同時に、海軍部隊は空軍と共同で揚陸艦隊の航路を守るため出撃する。

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daru.png 結果数次にわたる海戦が起きたが、いずれも小競り合いに終わる。

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daru.png フランス海軍は米軍相手に能く戦い、戦艦2隻の被害と引き替えに敵空母2軽空母1戦艦1重巡2を撃沈する。

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wei.png 4月9日部隊がレイキャビクに上陸を果たした。続いて、残りの部隊をレイキャビクに輸送する。

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daru.png この間、沈んだ艦の補充と艦隊のさらなる拡充のために戦艦の新規建造を開始。何故か補助艦艇が1隻も沈んでいないのが気に掛かる。

petain.png 広大な植民地とドイツとの交易のおかげで、資源にはきわめて余裕がある。生産できる物があまりないので、国内のインフラ整備と工場建設も行っている。

5月

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wei.png 5月16日、国内の輸送船を総動員し、陸軍部隊のレイキャビクへの集結が完了しました。

daru.png とはいえ輸送中にも11回に及ぶ襲撃を受け、重巡1輸送艦1をさらに沈められております。輸送艦が沈んだのは最後の輸送の時でしたので、陸軍部隊の損失はなかったのが不幸中の幸いというものでしょう。

petain.png なんとかレイキャビクまでは来られた。いよいよアメリカ大陸に手が届く。

petain.png 作戦第2段階に移行する、目標ラブラドール!

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furansowa.png こうして上陸部隊3個師団は艦隊と共にラブラドールに向かいます。

wei.png しかし、ワシントンにいきなり奇襲上陸をかけるような作戦を取りたかったですな。

petain.png 常識的に考えてまず無理じゃろう。そう言った油断を突いて・・・というのも考えたのじゃが、

daru.png レイキャビクから上陸できるプロヴィンスはここしかなかったのです。

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aburiaru.png 途中英国残存艦隊が無謀にも突撃をかけてきたため、2度の海戦の後完全にこれを壊滅させた。なお、この世界ではイギリス政府は何故かキプロスに籠もって抵抗を続けている。

petain.png 旧南アフリカ艦隊の艦艇が殆どというのが泣けるな。

furansowa.png これにて英国艦隊は完全に壊滅しました。

6月

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wei.png 6月5日ついにカナダへ上陸成功。続いて後続の揚陸を開始します。

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daru.png ここに来てついにアメリカ艦隊に捕捉され、グランドバンクス海戦が生起。今回はアブリアル提督の第一巡察分艦隊は陸上部隊の支援にまわっており、対峙するのは私の率いる第一打撃分艦隊29隻のみ。

daru.png それでも当初は、また米海軍は撤退を開始するだろう、そうでなくとも互角の戦いになると考えていたのですが、

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daru.png 原子力空母を中核とする米国機動部隊に、非常に手痛い敗北を被りました。アメリカ海軍の空母1軽空母1と引き替えに空母7戦艦3隻を撃沈されたところで撤退を指示しました。

furansowa.png 補助艦艇って、主力艦に向けられた攻撃を吸収する役割があるんですよね?何故補助艦艇が全然沈まないで、主力艦ばかり沈んでいるのでしょう。

daru.png それが駆逐艦は全くダメージを受けていないのですなこれが。ともかく世界第一位の海軍に二等海軍国のトップが戦いを挑み、力及ばなかったと言うところですな。

aburiaru.png だが私の艦隊は未だ健在。悪天候の時ならば米国艦隊とて血祭りに挙げるだけの戦力はまだ有している。

petain.png それに部隊の輸送は無事に完了し、輸送船と共に海の藻屑と消え去った将兵はおらん。海軍は務めを果たしたのじゃ。

7月

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furansowa.png 一方陸上部隊は、レイキャビクの守備のため残した3個師団を除く36個師団が無事到着。順調に進撃を開始しています。

petain.png うっかりと精鋭の山岳部隊をレイキャビクに残してしまった。後でレイキャビクには守備隊でも派遣し、この部隊も戦線に投入しようか。

petain.png とりあえず、大部隊を維持するためには十分な受け入れ能力を持つ港湾が必要じゃ。ケベックに進出し、港を確保する!

wei.png それまで部隊の補給は如何しますか。

petain.png 揚陸艦を使用し、海岸から直接補給物資を揚陸する。武器弾薬の補給を優先し、足りないものは現地調達!

furansowa.png なお、ゲーム的にはそんなこと考える必要はありません。これはあくまで脳内妄想です。

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furansowa.png ちまちまとケベックに出現する敵部隊の為にケベックの確保は遅れましたが、無事ケベックシティーに進出し航空隊も前進、地上部隊の支援を開始しています。なお敵航空隊の姿は何所にも見あたりません。本土に敵が迫っているのに何をしているんでしょうか。

petain.png 太平洋で日本軍と死闘を繰り広げているか・・・あるいはアフリカ制圧の際に実は全滅していた?

petain.png とりあえずは、アメリカがその全工業力を傾けて陸軍部隊を生産し、投入してくる前に東海岸を席捲するのじゃ。周辺の敵部隊は放置し、全力で前進せよ!

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wei.png 続けてモントリオールを確保、アメリカ国境にもうすぐ手が届きますな。

petain.png うむ、このまま前進を継続せよ。

1951年7月23日ペタン元帥死亡

終章*1

 ペタン元帥は老齢にも関わらず精力的に執務をとり、フランスを導いてきた。だが年々体力は衰え、今では午前中しかまともに執務を行えなくなり、体力にも精神力にも限界が見え始めていた。戦場はアメリカ大陸へ移り、戦いは未だ激しさを失ってはいなかったが周囲の勧めもあり、7月半ば元帥は故郷のコーチアラトゥールで休養をとる。
 1951年ヴィシーフランス軍米国派遣軍はモントリオールを完全に手中に収め、米国国境へ一歩を踏み出そうとしていた。その最中、1951年7月23日の朝フランスの未来に思いを馳せながら元帥は亡くなった。果たしてこの世界における元帥の決断は正しかったのか?この戦争はそもそも、ポーランドを巡る戦いに過ぎないのではなかったか。今や共産主義は地上から絶滅し、民主主義を旗印に掲げる連合国はアメリカ大陸に追いつめられている。フランスは膨張し、アフリカから極東までその勢力圏を広げている。しかし、この戦争は未だ終わらず皆疲れてきている。
 ペタン元帥の跡を継ぎ、急遽ダルラン提督が臨時で跡を継ぐ。動揺もすぐに静まり、フランス軍はカナダへ、アメリカへ進撃してゆく。太平洋で日本と死闘を繰り広げていた米軍は、アメリカ国内でも州兵と共に頑強な抵抗を続けているが、いかんせん本土の防備は元から手薄であり8月中にはフランス軍がワシントンへと迫っていた。英国海軍が完全に壊滅した今、米軍は日本海軍・フランス海軍・イタリア海軍・再建なったドイツ海軍を相手に戦うこととなり。ついにドイツ軍までもがフランス軍と共にアメリカの土を踏む。何故か今まで核兵器を使用しなかった米軍ではあるが、すでに戦場は国内であり国内での核兵器使用はためらわれ結局今次大戦では核兵器が使われることはなかった。その為核兵器に対するは未だに威力の大きな爆弾程度の認識でしか無く、核不拡散が叫ばれるのはずいぶん後のことである。
 9月24日、連合国と枢軸国との間で和平がなる。一応は枢軸国の勝利である。だが、世界は問題を抱えたままだ。フランスは巨大化し植民地はアフリカのほぼ全土と中東、太平洋上のいくつかの島々がさらに加わった。そして新たに独立したケベック共和国・スコットランド王国からシベリアといったフランス国の影響下にある国々と巨大なフランス連邦を形成する。戦争による負担は大きかったが、資源大国として戦後の歩みを順調に進めることとなる。シベリアやイランなどは戦争中から早々と連邦の1国として独立したが、アフリカは未だフランスの植民地である。だが、民族自決の風潮の強まりにより独立運動が盛んに起きている。今のところは武力でこれを鎮圧しているが、アフリカ諸国が独立するのも遠い将来のことではないかもしれない。なお、1953年の講和条約の締結と同時に北部フランスはドイツより返還され、インドシナの植民地も日本より返還された。だが、アルザス・ロレーヌ地方の帰属問題は枢軸国内での不協和音の一つとなる。ケベックは、以後の米独冷戦時代はその最前線となる。近年中東で大規模な油田が発見されたことから、フランス連邦の地位はますます向上してゆくことだろう。ペタン元帥の就任中に、戦後をにらみ戦前の重水炉開発計画を再スタートさせたフランスは、世界で3番目の核保有国となり、1994年には世界初の原子力戦艦「アンリ・ペタン」を進水させ、世界を(いろんな意味で)驚嘆させた。戦後は世界第3位の海軍国となっている。

  • ドイツ
     ドイツは名実共に大陸の覇者となった。だがノイエラントでは未だにパルチザンを根絶できず、状況は改善の兆しを見せない。戦時体制の解除に伴い国防軍の動員体制は解除されていったが、パルチザン対策のため武装SSが国防軍の代わりとしてますます増強されているようだ。ロシア国民は共産主義よりはドイツの下で生きることを選びはしたが、ロシア復興への炎は決して消えることはないだろう。冷戦時代は元ソ連の技術者の流入により、以前にも増して奇想天外な兵器を生み出し続けている。近年フランス・日本と共同でシベリア鉄道の拡張とシベリアの資源開発に乗り出しているが、思ったより難航しているようだ。だがこれが成功すればいっそう輝かしい未来が開けることだろうと総統は確信している。
  • イギリス(「イングランド・ウェールズ及び北アイルランド連合王国」に改称)
     講和に伴い、イギリスは本土へと帰還した。だが、北部は枢軸スコットランドとして独立を果たし、前大戦で中立であったアイルランドとは北アイルランドの帰属を巡って対立を続けている。フランスと日本によって海外植民地を全て奪われ領土紛争まで抱え込んだイギリスは、アメリカからのレンドリースの返済義務にも追われ、最早世界の一等国とは言えぬレベルにまで落ち込んでいる。
  • イタリア王国
     ドイツとフランスの力によってアフリカの植民地を保持することが出来たイタリア。だがその地位は枢軸国の中で最も低い。理由は言わずもがな、であろう。
  • スペイン
     フランコ将軍のスペインは、戦後もフランスとの良好な関係を維持し続けている。
  • 米国
     アメリカは結局本土にたいした被害を受けぬまま戦争が終わったこともあり、戦後は米独冷戦時代が出現する。だが、アメリカ大陸以外の地域は完全に枢軸の領域であり、南米も親独姿勢を見せている。イギリスは地理的な条件もあって同盟相手としては不足であり(むしろ足手まとい)。カナダもまたしかりである。国境を隣接するケベックにはドイツ・フランス軍の部隊が展開しているが、それ自体はたいした脅威ではない。問題はアメリカ以外の全世界を敵に回す事が出来るかどうかである*2。なお冷戦時代フィリピンは併合されて再びアメリカ領となり、ハワイを失ったアメリカの太平洋での最前線基地となる。
  • 日本
     日本は自身の限界を超えた戦いを続けており、戦後はまず国内の復興に取り組むこととなった。戦中の反省から基礎工業力や技術力の向上等国力増強に向けて邁進しており、ドイツ等からの技術導入もあって発展途上国の地位は完全に脱しつつある。大東亜共栄圏構想を完全に実現したが、中華民国との軋轢は未だに解消されていない。東南アジアや大陸の資源を有効に利用できるようになり、順調に発展を遂げている。陸軍は念願のドイツ流の機械化を実現し、海軍は現状で世界一〜二位と目される実力を誇る。だが相変わらず陸海の仲は悪く、近年これを憂慮した軍上層部の一部から陸海軍の士官学校を統合する計画が持ち上がっているようだ。米国から賠償の一環として入手したアイオワ級戦艦やミッドウェー級空母・デ・モイン級重巡洋艦は海軍に大変なショックを与えたようだ。戦後艦艇は史実のソビエト艦艇のような重武装ぶりが目に付く。

総括

furansowa.png えー、今までヴィシーフランスAARにお付き合い頂き有り難う御座いました。これで正真正銘の終了です。

petain.png 一年に渡ってようやく完結したわけだが、長かったな。

wei.png ます陸軍から反省点を挙げてみます。このプレイでのヴィシーフランスは工業力は高いのに人的資源が少ないという弱点を持っていました。1936年シナリオでフランスからやるのでしたら、電撃戦ドクトリンに変更しておくのが何かと都合が良くてよろしいかと。当初は資源不足に陥りかけましたが、枢軸加入プレイなら中東の石油・バクー油田を確保するのはそんなに難しいことではありません。連合側に付くなら地中海をフランスの海にして陸続きのイタリアを喰ってしまうのも有りですから、浸透戦術でもそんなに問題ないかもしれません。アフリカ南部では密林が広がるので装甲部隊は活動しにくいですが、初期配備の歩兵部隊でもせいぜい南アフリカ軍しか相手にしないのですから何とかなります。

petain.png IC平和補正解除のために日中戦争に介入しないのならば、マジノ線守備隊以外は解散してしまうのもいいかもしれんな。ヴィシーフランスは戦争もせず中立を保ち続けていると史実イベントでどんどん追い込まれていく故、枢軸あるいは連合に加入するか中立を保ち続けるかプレイ方針は初めのうちに決めておいた方がよいかもしれん。

daru.png 海軍としてはこれ以上言うことはありませんな。輸送艦をジブラルタルの外に出す→枢軸加入→そのまま上陸、の流れはプレイヤーチートくさいですが、

petain.png それ以前にフランス時代から始めて下準備をする方がどうかと思うがな。

daru.png ヴィシー海軍は、フランス海軍のうち裏切らなかった分+新たに配備される艦艇、となりますのでアメリカを相手にしなければ海軍戦力的に十分と言えます。敢えて言うならば、フランス時代は陸軍は無視して艦艇建造に励めと行ったところでしょうな。あらかじめ超大型戦艦の研究と建造をすませておけば、ヴィシーでも長く使えて良いのではないかと愚考する所存であります。

furansowa.png 空軍もフランス空軍のうち残った分が配備されます。航空関連の研究機関は最後まで残るので、特に特筆すべき事はありません。むしろ陸軍ドクトリンの研究者が居なくなってしまう方が厳しいのではないでしょうか。この辺はDDAなら設定次第で研究機関の引き継ぎが出来ますから、あまり問題ではないですね。

petain.png もしあのままアメリカで戦い続けて勝てると思うかね?

wei.png アメリカの陸軍師団が三個しか居ない初期日本の場合はともかく、約四〇個師団で雪崩れ込んでもあまり長くは持たない気がしますな。しかし、小規模な包囲殲滅を繰り返して空軍支援で削りながら東海岸を押さえてしまえば案外何とかなるかもしれませんな。ドイツ軍が海を渡ることが出来ればもっと楽でしょうが、現状で保有する輸送船が1隻ではまず無理でしょう。

petain.png ほかの中小国プレイのAARでの健闘ぶりからすれば、案外何とかなるかもしれんな。後統帥権を取ればほら。

furansowa.png 以上でこの世で唯一*3のヴィシーフランスAAR「嗚呼栄光のペタン元帥」を完結します。最後に汚いですが、終了直後の世界地図を貼っておきます。

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*1 戦後妄想
*2 おそらく可能なのではないかと専門家は推測している。
*3 皇紀2667年11月10日現在

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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3901d)