アイルランド交響曲 -An Irish Symphony- に戻ります
1940-41年 "Lazy Days" に戻ります
"A Moment Lost" -1942-43年 †
ボルシチ四十二(しじゅうに) †
読者の方からお便りが届いております。
伺いましょう。
ソ連ですが、ESBとニジニ・タギル工場を交換してください。
-- 鉄の男 2007-03-05 (月) 14:31:20
ニヤゾフさんですね。
違います。
ボケはさておき、やっぱりESBは設定を大盤振る舞いしすぎましたね。
スキル3くらいが適当だったかな……
もっとも、スキルだけ見るとニジニ・タギル工場の方が上なんですけどね。
なんて事のない小国でも、これは!というような高スキルの研究チームは結構あるものですが……
でも、たかだか電力供給庁風情のスキルが5というのは、客観的に見ると違和感ありありでした。
上記がその高スキルチームの一例ですね。フィンランドは全体的に高いですが。
アルゼンチンのルイ・ルロワールはスキル値7とは言っても、所有スキルがこれでは使い勝手が悪すぎますね。
38年から43年末までしか使えませんしね。
そうそう、アルゼンチンの研究チームといえば。
UZIかよ。
何だってこんな画像を選んだんでしょうか、パラドックスは……
Johanのセンスは複雑怪奇。
42,1〜42,12 †
では、今年もすっ飛ばして参りましょう。
世界大戦たけなわの1942年のご案内です。
表の見方につきましては、下記をご参照ください。
yyyy/MM/dd | その日にあった出来事 |
赤い背景に白字 | 我が国(エール/アイルランド)で起こった重要な出来事 |
黒い背景に白字 | 我が国(エール/アイルランド)で工場が完成 |
青い背景に白字 | 我が国(エール/アイルランド)で技術研究が完了 |
緑の背景に白字 | 他国、もしくは我が国で何らかのイベントが発生 |
桃の背景に黒字 | ちょっと特筆すべき出来事 |
さっそく見てみましょう、1942年のハッピョ〜ウ!
カウント〜ダウン!
1942/01/07 | 中国国民党を盟主とするドラゴン同盟(俺命名)が、中国共産党に宣戦布告。タコ殴りかよ。 |
1942/01/17 | ベルファストで工場が完成。現在、工場を4ラインで作ってます。物資生産ゼロ、減りまくり。 |
1942/01/24 | アメリカ合衆国がドイツに宣戦布告。 |
1942/02/01 | 『ニイタカヤマノボレ0201』、真珠湾が日本軍によって攻撃される。 |
1942/02/01 | 日本がアメリカ、大英帝国、オランダにそれぞれ宣戦布告。 |
遂にやりおったか!
同日、米・比・リベリアは連合国への加入を表明!
枢軸との戦争に、合衆国が参与いたしました!
なるほど……アメリカの対独宣戦布告からわずか1週間後に、同盟国を支援すべくハワイ攻撃ですか。
アメリカの戦力を二分しようという連携作戦というわけですね……
えーと、それがですね。
皆さんお忘れかもしれませんが、日本って今スターリン主義国家なんですよ。
あ。
……ちょっとまて、ということは……
そうです。三国同盟、成立してません。
日本は単独で連合国にケンカふっかけたんです。
ちょwwwwおまwwwwwww
馬鹿じゃないのか、こいつらは。
何を好き好んで亡国への道を歩んでるんだ?
……すいません。
イヤな可能性に思い当たっちゃったんですが、発言してもよろしいでしょうか。
伺いましょう。
彼らって、スターリン主義国家ですよね。天皇制国家における、共産主義内閣。
でも、ロシアとかと違って革命を経ず、社会に変革をもたらす過程なしに政権の座についちゃってるわけですよ。
陸軍が満州でしくじって、その隙をついてというか、棚ボタというか。
で、そんな彼らが政権の座について真っ先にやったことといえば、『滅ぼしてください』と言わんばかりの、世界中相手の大喧嘩。
でも、これ、もしかしたらわざと滅ぼされようとしてるんじゃないですか?
なんて言うかな、いったん国そのものを完全にリセット
ストーップ!もういいッ!
何か物凄くイヤなことを聞きそうになった気がするッ!
1942/02/07 | ESBが『基本型暗号作成機』を開発。 |
1942/02/14 | 中国共産党が陥落。可哀想なけざわひがし。 |
1942/03/21 | トリニティ・カレッジが『塹壕戦ドクトリン』を開発。 |
1942/04/03 | 中国国民党を盟主とするドラゴン同盟が、チベットに宣戦布告。中国は本当にチベットが好きだなぁ…… |
1942/04/19 | ESBが『第一次世界大戦型戦車』を開発。 |
1942/04/22 | 作戦「トーチ作戦」が発動、大英帝国を盟主とする連合国が北アフリカに侵攻。ヴィシー・フランスは同日枢軸同盟に加入。 |
1942/05/16 | 我が国のスパイが、ドミニカ共和国への潜入に失敗。 |
1942/05/16 | 我が国のスパイが、ハイチへの潜入に失敗。 |
ちょっと待った、何だこの最後の2つは。
ああ、ソ連とイタリアへの潜入がひと段落着きましたんで。
日本と韓国にもスパイ送ってますよ。
そりゃ結構だが、何だってこんなどーでもいいような国にわざわざ送っとるんだ。
んー、しいて言えば、両国とも我が国と同じカトリック教国だから、ですかね。
理由になっとらんわ!
暇をもてあますのも大概にせい。
スパイ送るくらいしかやることが無いとはいえ、資金力だってそんなに恵まれてるわけじゃないんですから。
フヒヒwwwwサーセンwwwwwww
1942/05/29 | 「バーツラフ広場がチェコ人の頭蓋骨で舗装されるまで、二度とあんな町なんか行くものですか」 by リナ |
1942/06/03 | ゴールウェーで工場が完成。 |
1942/06/15 | エルンスト・T.S.ウォルトンが『基本型暗号解読機』を開発。 |
1942/06/15 | オーグリー・ナ・ヘレーンが『初期型対戦車砲』を開発。 |
1942/07/02 | 『ヴィシー・フランスの終焉』が発動、南仏がドイツ領に。でも、メッセージは『フランスが併合しました』だって。 |
1942/07/17 | フィリピンが陥落。 |
1942/07/23 | ダブリンで工場が完成。 |
1942/08/07 | パナマが単独で対日宣戦布告。 |
1942/08/09 | チベットが陥落。 |
1942/10/20 | H・T・グリーンが『船団航行ドクトリン』を開発。 |
1942/11/05 | ベルファストで工場が完成。 |
1942/12/08 | レノックス化学会社が『食品工業』を開発。 |
日本 vs 世界という感じの1年だったな。
その日本にフィリピンを落とされるアメリカもアメリカだが。
今の日本、ICは70しかないんですよ。
韓国が独立しちゃったもんだから。
よくもまぁ、こんな国力で世界相手にケンカを売る気になるものよのう……
本当に滅びたがってるのかもな。付き合わされる国民はいい迷惑だが。
あとはまぁ、工場が順調にできてることくらいですか。
実質ICがかなり膨らんでるおかげで、物資生産も再開できるようになりました。
……。
どうしたティーシャク、エールの工業化は君の悲願だろう?
妙に浮かない顔をしてるじゃないか。
いえ、何でもありませんよ。
気のせいですよ、気のせい。
そうかね? ならいいがね。
43,1〜43,12 †
42年末までの発表でした〜!
ゲストライブはTHE BLUE HEARTSの皆さんです!
嘘つけ!
ゲストライブに続いては、1943年のできごとです!
それでは、カウント〜ダウン!
いや、無いだろ! ライブは!
(ベース)
ん?
♪パパ ママ おはようございます
今日は何からはじめよう
アンタも何やってんだよこのバカ元首!
JASRACってこの程度でも怒るかな?
やばかったら後で伏字処理しとくべ。
1942/01/05 | ポータダウンで工場が完成。 |
1942/01/05 | 我が国のスパイが、ドイツからの設計図の奪取に失敗。 |
1942/01/05 | 我が国のスパイが、ソ連からの設計図の奪取に失敗。 |
AARの中の人、この1回の失敗で意気消沈して、これ以降は二度と設計図の奪取を試さなかったらしいですよ。
ヘタレだなぁ。
ですが、JASRACの横暴に立ち向かう勇気は持っている!
ああいうのは蛮勇って言うんだよ!
wikiが潰れたらどうすんだよ! 責任取れんのか!
いくらなんでも2行かそこらなら大丈夫でしょう、歌詞まるごと乗せてる能天気なサイトすら結構ありますし。
彼らもそこまで暇じゃありますまいて。
そういうことを言ってるんじゃないんだよ、wikiは皆の共有財産だろう!
責任取れなくなるような事をするんじゃないといってるんだよ、せめて伏字にせんかい!
気にしすぎだっつってんだろ、うるせえジジイだなまったくよう!
テメー俺様に倒閣食らっただけじゃまだ足りねえか*1、いろいろとお見舞いしてやろうか!
何だとこの小僧!
熱い紅茶を喰らえ!
熱ちちちち!
1943/02/04 | イーモン・デ・ヴァレラが研究中の『基本型電子コンピューター』に、偶然による発見。研究の奇跡的な大躍進が発生。 |
1943/03/10 | スライゴーで工場が完成。 |
1943/03/21 | ゴールウェーで工場が完成。 |
1943/03/28 | H・T・グリーンが『海軍火力ドクトリン』を開発。 |
1943/04/14 | イーモン・デ・ヴァレラが『基本型電子コンピューター』を開発。 |
1943/04/19 | 海軍甲事件。 |
1943/04/23 | 我が国で大規模な戦争支持デモが発生。もう介入度はMAXですがな。 |
1943/05/14 | ダブリンで工場が完成。 |
1943/05/14 | 日本がパナマとの間に和平を結ぶ。何だったんだ一体。 |
1943/06/06 | 10輸送船団の輸送艦が輸送船団プールに配置された。 |
む? いつの間にこんな物を作っとったのだ。
ICに余裕が出始めましたのでね、とりあえずこれが第一陣となります。
もっとも、まだ護衛艦は作っていませんが。
消費財を黒字にして、物資を黒字にして、工場を5ライン並列で作って、尚ICが余るところまで来ましたからね。
我が国は着実に工業化していますよ。
だが、なんで輸送船団なんだ?
軍備を再建しようよ、軍備を。
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい。
1943/07/18 | 大英帝国は我が国が提案した外交協定を拒絶。 |
1943/07/18 | フランスが我が国と外交協定を締結。 |
1943/07/30 | トリニティ・カレッジが『艦隊決戦ドクトリン』を開発。 |
1943/08/02 | 中国国民党の国家元首が逝去。 |
1943/08/23 | ベルファストで工場が完成。 |
1943/08/02 | ブルガリアの国王が逝去。 |
1943/10/23 | ポータダウンで工場が完成。 |
1943/10/26 | レノックス化学会社が『小火器製造ライン』を開発。 |
1943/11/03 | 大英帝国が我が国との貿易協定を3つまとめて破棄。資源が赤字でございます! 資源が赤字でございます! |
1943/12/01 | イーモン・デ・ヴァレラが『艦隊補助潜水艦ドクトリン』を開発。 |
1943/12/28 | スライゴーで工場が完成。 |
ずいぶんと妙なものを研究しておるな、ティーシャク。
まぁ、私は潜水艦にはちょっとうるさい男ですので。
嘘をつけ。
君が持っておるスキルは数学のみだろう。
最初はね、私がやる予定だったんですよ。
どうもはじめまして、海軍大臣のグリーンです。
ですがね、ちょっとこのスキル表を見てもらえますか。
この技術を開発するにあたり、要求されるスキルは2つ。
潜水艦戦術と操船術です。
そして、我が国の研究チームで、そのいずれかを持っているのは私だけです。
ですが、ここで注目してもらいたいのが『スキルの一致しない部分の多さ』です。
この『スキルの一致しない部分』の研究スピードは、スキル3の海軍大臣が0.60/d。
スキル5の私が、0.80/dとなっています。
ちなみにこの技術は青写真を持っているので、持っていない場合は更に研究スピードは遅くなるでしょう。
一日あたり0.60で、20ポイントの研究を行うには、20÷0.6=33.3333…、繰り上げて34日かかります。
一日あたり0.80で、20ポイントの研究を行うには、20÷0.8=25、25日かかります。
つまり、一致しない80ポイント分の研究にかかる日数は、グリーン大臣なら34×4=136日、私なら25×4=100日となるわけです。
最後の20ポイントは、グリーン大臣はスキルが一致していますので研究速度は倍、1.20/dになります。
20÷1.2=16.6666…、17日となります。
私は一致しませんので、同じく25日のままです。
そこで、一致しない分の80ポイントと、一致した分の20ポイントにかかった日数の和を求めてみます。
チーム名 | 対艦射撃法 | 潜水艦偵… | 敵軍艦の… | 海上決戦… | 潜水艦戦… | 総合計日数 |
グリーン | 34 | 34 | 34 | 34 | 17 | 34×4+17=153日 |
デ・ヴァレラ | 25 | 25 | 25 | 25 | 25 | 25×5=125日 |
このように、『スキル3、5項目のうち1項目のみスキルが一致』のグリーン大臣に研究をさせるより、
『スキル5、5項目のうち一致するスキルなし』の私が研究をしたほうが、1ヶ月近く期間を短縮できることが分かります。
その為、スキルがひとつも一致しない私が研究に当たったというわけです。
長々と語りましたが、この項で私が何を言いたいかと申しますと、
『弱小スキルのチームしかいない弱小国で技術を開発する時は、電卓片手にやったほうがいいyp!』
と、いうことですね。
うむ、よくわかった。
しかしティーシャク、このAARが始まって以来、はじめて有益な話をしたな。
反論の予知もありませんね。
へっぽこAAR系で? 申し訳ございません的な? みたいな?
そのしゃべり方やめい!
(スタッフの笑い声)
そうそう、今年は工場が一気に6棟も建ちましたよ。
自由経済派って素晴らしいですね、建設スピードの速いこと速いこと。
水戸ホーリーホックが経営危機に陥った際、水戸市の岡田市長(当時)が
『市は援助しません』と即座に見捨てる表明をしたのと同じくらい早かったですね!
意地でも分かりやすい例えをする気が無いらしいな、お前ら!
…………。
ティーシャク、さっきからどうしたというのだ。
工場が完成するたび、顔を曇らせておるようだが。
いやいやいや、何でもありませんて。
お気になさいますな、本当に。
そうか? ふーむ。
…………。
ほんの数ヶ月前、物資5000とのトレードで希少資源3500を手に入れたばかりだというのに……
なんて減りの早さだ……!
IC60に到達するまでは工場を建設し続ける予定が……こんなにも希少資源が足りなくなるとは!
頼みの英米も、慢性的な希少資源不足に悩んでいるようで、貿易協定を結んでも10日と経たずに破棄されてばかり……
フランスには備蓄があるようだが、それとて購入できるのはあと一度か、二度か……
物資がいくらあったところで、肝心要の買えるものが無いのでは……
それが尽きてしまえば……工場に回す希少資源が無くなってしまえば……
エールは……破産する!
というわけで、東洋の不思議国家が不思議大戦を更に不思議な世界へいざなうのを横目に……
予想もしていなかった緊急事態に見舞われたアイルランドの1942、43年は過ぎていったのでした。
蛇足 †
小国の割にはかなりレベルの高い研究チームの話を、冒頭でしとるだろ。
ええ。チェコのシュコダ社がその最高峰ですかね。
逆に、大国の癖にまったく使えない研究チームもあるな。
イタリアのグイード・フビーニ、スペインのCROS社……
まぁ、ワースト中のワーストはこいつですかね。
『梅毒に脳をやられててクルクルパー同然だった』って説がある人でしたっけ? ダルラン提督だったかな。
感動的なまでに使えませんね、キュリー夫妻にドクトリン研究させたほうがよほど速そうだ。
それとティーシャク、アルゼンチンのUZIを見て笑っておったが、
エールも人のことを言えないんじゃないのか?
と、申されますと?
どう見ても1930年代にデザインされたロゴじゃありません。
本当にありがとうございました。
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい。
1944年 Exileに進みます