アイルランド交響曲 -An Irish Symphony- に戻ります
1938年 "A Day Without Rain" に戻ります

"Fairytale" -1939年

霧の町にて

ジョージ6世.png

年始方針会議の前に、一件些事を済ませておこう。
外相、はじめてくれたまえ。

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かしこまりました。
昨年、我が帝国との間に相互防衛条約を締結いたしましたアイルランドについて、
軍、および情報局よりの情報をまとめましたので、謹んで奏上申し上げます。

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なお、当報告につきましては、同条約の締結に当たりました保守党のチャーチル元海軍相、
およびSISのメンジース長官*1が直接ご報告申し上げます。

メンジース.png

まず、アイルランド共和国における軍備について申し上げます。
爾来、かの国に潜入させておりました現地諜報網が一昨年壊滅して以来、正確な情報はつかめておりませんでしたが、
防衛条約締結以降、進駐を行いました空軍の協力を得て、確認を取ることが出来ました。

メンジース.png

結論から申し上げます。彼らの自己申告どおりです。
1938年12月現在、アイルランド共和国は、国軍を所有しておりません。


1939陸軍.png


1939海軍.png


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モントゴメリー.png

馬鹿な……ありえん。
軍備を放棄だと? 奴らは、空想的平和主義者の集団か?
やはりアイルランド人というのは頭が悪いのではないか?

サイモン.png

生殺与奪の権限を、わざわざ仮想敵国に委ねるとは……
奴らは何を考えているのか……

ジョージ6世.png

話の腰を折らんでくれるかな、諸君。
長官、続けたまえ。

メンジース.png

は。
また、アイルランドにおいては現在重工業拡張政策、および貿易振興策が積極的に取られる一方、
軍備の再建については優先順位が最低ランクにまで落とされております。
事実、1938年度における彼らの軍事供出費は、大英帝国にて駆逐艦1隻を維持する額にも劣ります。

チェンバレン.png

アイルランドが、少なくとも我が国への打撃力を有していないのは理解した。
その理由、それと彼らが内包し続けている反英感情に目をつぶってでも我々と同盟したがった理由は、何であると判断したのかね?

モールバラ公.png

それにつきましては、私から申し上げましょう。
総理のご質問については、どちらも同じ回答が適当と考えます。
『安全保障のため』。

モールバラ公.png

我々にとってアイルランドが仮想敵国であるように、大英帝国も彼らにとっては仮想敵国であります。
しかし大きく異なるのは、我々にとっての仮想敵国とは、ドイツ、ソビエト、日本、アルゼンチン*2など複数に上るのに対し、
彼らの仮想敵国は、我が帝国1ヶ国のみ、ということです。

モールバラ公.png

つまり、彼らは最大にして唯一の仮想敵国たる我々と同盟することによって、
完全なる対外的安全保障を手に入れたことになります。
安全保障のための備えたる軍備をおろそかにしているのも、それに起因するものと考えられます。

ジョージ6世.png

なるほど、よくわかったよ。
だが、我々がこの条約を守るという事について、彼らが全幅の信頼をしているのは何故だね。
我々は「仮想敵国」だよ。条約をちょっと破棄してしまえば、彼らはもう終わりだよ?

モールバラ公.png

それをやれば、ウィンザー家の名声は地に落ちますな。
それにもう一つ、アイルランドには潜在的同盟国が既に複数存在します。
アイルランドに攻め入れば、彼らがそれを口実に何かしてくる可能性は看過しえません。

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ドイツか! ヒトラーめが、あのイースター蜂起の再現を……
……いや、複数存在する、と言われたか?

モールバラ公.png

デ・ヴァレラ首相はアメリカ国籍を有しております。

サイモン.png

チェンバレン.png

植民地人どもだと……!

モールバラ公.png

かつての革命戦争*3より150年あまりの時を経て、合衆国はわが帝国の
優良なる隣人としての関係を築くに至っております。
しかし、この善隣関係は何らかの条約などに裏打ちされたものではございません。

ジョージ6世.png

それは合衆国とアイルランドの関係においても同様ではないかね。

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無論、陛下の仰られるとおりでございます。
さはさりながら、逆に申せば、友邦・アイルランドの苦境を口実とした、条約に掣肘されぬ行動
彼らが取る可能性を否定できません。

モールバラ公.png

更に、合衆国にはアイルランド系移民が大勢おります。かの国は新教の国ゆえ、大統領こそ生まれておりませんが、
アイリッシュ団体は圧力団体としてかなりの力を有し、また、アイルランド系の実力者も数多くおります。
アイルランドに余計な手出しをすることで、合衆国の要らぬ介入を招くことを、小職は懸念するものであります。

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気に喰わん。蒙昧なアイルランド人どもに好き放題やられて良しとするとは。
可能性、可能性というが、たかが帝国の旧領を回復した程度で、アメリカがいちいちつっかかってくるものか?

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参謀総長、合衆国も我が帝国の旧領ですよ。

モントゴメリー.png

あ……

ジョージ6世.png

今更言いたくも無いが、先帝たる兄上*4はヒトラーと親しくておいでだったからな。
ドイツがアンシュルスを果たしたように、帝国もアイルランドに対してアンシュルスを果たしてしまえば、
次は狙う旧領は合衆国か、という警戒心が生まれても不思議ではないかもしれん。

モントゴメリー.png

……では、この同盟は、帝国にとってはまるきり大損ではないか!
アルスター6州をタダでくれてやった上に、こんな無意味な同盟など結ばされて……
チェンバレン卿! イーデン卿! 何故こんなものに同意なされた!

ジョージ6世.png

我が帝国にもメリットがあったから。
そうかな?

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陛下のご明察には感服の至りでございます。
チャーチル議員、ご説明を。

モールバラ公.png

では、我が帝国にもたらされる恩恵について申し上げます。
この同盟条約の付記条項、『相互の同意に基づいて条約が一時停止された場合』をご参照ください……

自由経済ばんじゃーい

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ベルマーレはもう駄目かも分からんね。

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アジエルが先制ゴール決めたときは、「やった!」と思ったんですけどねぇ……

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FC東京もボロボロだよ。
私の買ったtoto、もう駄目になっちゃったよ。

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何の話をしておるんだ、君らは。

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やや、コスグレーヴ卿。
ご機嫌は直られましたかな?

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納得はしとらんが、理解はしたよ。
妥協の出来ない政治家など、いるだけ邪魔なだけだからな。

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その御意見には必ずしも賛同はできかねますが、うれしく思います。




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今年はスライダーは自由経済に動かすのじゃよー。

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介入スライダーは独立保障祭りに任せて、今年からは経済に振るわけか。
工場建設も早まって何よりだ。

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介入スライダーといえば、またイベント起こりましたよ。


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いいねぇいいねぇ、着実に積極介入国家への道を歩んでおりますねぇ。

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そして、現在の我が国を取り巻く状況はこちらのようになっております。


19390118_独立保障祭り.png


デ・ヴァレラ.png

そろそろアルバニアがドゥーチェに食われる頃ですね。
介入主義にスライダーが振られて、嬉しいな嬉しいな。

コスグレーヴ.png

そういえばアルバニアも軍隊をもっとらんのだったな。

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

いいえ、我が国にには輸送艦があります

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気休めにもならんわ!
でもってティーシャク、どうせ今年も軍備の補強は無いのだろう?

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ナッシング!

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威張るな!
まったく、ことしも工場生産で終わる1年か……

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ハハハ、何を仰いますか、コスグレーヴ卿。
ICに余裕が出てきましたのでね、工場以外のものも生産し始めましたよ!

コスグレーヴ.png

なんと、それは本当か?

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このティーシャク、嘘は申しませぬ。
ご覧ください、これの生産ラインナップを!

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おお!


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コスグレーヴ.png

  / _,   ,_ ヽ  / ヽ ○    \ l
 /   C    C  ヽ /   'l   ̄ ̄ _/
 |      | ̄|    |
 'l     /  'l   /
  \    ̄ ̄ ̄  ノ
     ( ̄ ̄ ̄ 彡 _/ヽ_ ヽヽ    / ヽ
      '――― 彡 \   / | |  | ̄|    |
              //\|  ノノ /  'l   ./
                      ̄ ̄ ̄  ノ

デ・ヴァレラ.png

(><) ギャフン

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しかも30%での生産かyp!

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あって困るもんじゃぁないじゃないスか。
後々、必ず役に立つもんですよ?

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それはそうかもしれないけどさぁ……
何で物資輸送船……

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(コスグレーヴの肩をたたいて慰める)

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慰めんなあああ!

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ああ! コステロに襲い掛かった!

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おおー、どうでしょう農園の時の洋ちゃんみたいだ。

それでこそイタリアだ

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閣下、ティーシャク、一大事ですぞー!

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どうしました、何事です!
近鉄の外国人選手が大麻不法所持で捕まりましたか!

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いつの話ですか!
つーか全然違いますよ!

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中日の二軍にいい選手がいるから、金銭トレードで獲得してきなさい!

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違うっつってんだろ!
聞けよ!






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で、何が起こったのです。
詳しく聞かせてください。

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本日3月26日、イタリア政府はアルバニア政府に対し、最後通牒を下しました……
イタリアがアルバニア併合に乗り出したのです!

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うぬッ、遂にドゥーチェめが動き出したか!
兵力を持たぬアルバニアなど、3日ともつまいな……

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気の毒な話ですが、我々にとっては奇貨でもあります。
アルバニアには独立保障をかけてありますから。


19380521_アルバニアに独立保障.png


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このドゥーチェの宣戦布告により、我が国は一層の介入主義の強化が図れるというもの……
くくく、ありがたい事ですな。

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……。

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ん?

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えーと、ですね。
wktkされているところ、恐縮なのですが。


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            スポポポポポポーン!!!
       。     。
         。  。 。 。 ゚
        。  。゚。゜。 ゚。 。
       /  // /
      ( Д ) Д)            ← ティーシャク & コスグレーヴ


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馬鹿野郎ォォォォォ
独立保障かけ損じゃねェか!

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なんというヘタリア的なヘタリア……
腰抜けぶりを見ただけで真のヘタリアを垣間見てしまった
このファシスト国家は間違いなくイタリア

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兵力を持たないアルバニアに脅しをかけながら
いざ拒否されると怖気づく……
イタリア軍最弱伝説にまた新たなページが書き加えられましたな。

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納得がいきませぬよー……

密約

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リンリン。

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あぁ、もしもし、チャーチル氏。デ・ヴァレラです。
ダブリンはさっきまで雨降りだったんですが、今は虹が出てますよ。そちらのお天気は如何です?

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こちらは薄曇りですよ、時々お日様が顔を出しますが、これでは洗濯物も乾きませんな。
時に、今日はどういったご用件ですかな。

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いえ何ね、そろそろ例のお約束の時期にさしかかったなぁ、と思いましてね。

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そうでしたな、そろそろ1年になりますか。
それでは形式的な延長交渉会議を催さなければなりませんな。

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最初から結論が出ているとはいえ、これを省いてしまえば格好がつきませんからな。
適当な頃合を見て、儀式にとりかからなければなりませんので、ええ。

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結構ですな、ええ、次は北部のシェットランドあたりで。そうです、バイキングとケルトの島。
細かい打ち合わせはその時にでも。ええ。承りました、ではまた。

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チーン。






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ふー……

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さーて、と。
ここからが正念場だ……

第一次大戦型空母ギャラクティカ

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マッケンティー軍需相、技術開発は進んでますか?

マッケンティー.png

連合加入以来、じゃんじゃん入ってくる青写真のおかげで、
この上も無く順調ですよ。
ちょうど4月18日に、ESB*5『改良型計算機』の開発を終えたばかりです。

マッケンティー.png

工場建設を進めているとはいえ、現状の基礎ICは19でしかありませんので、
研究ラインがまだ1本しか確保できていないのが辛いですね。
とりあえず、次もESBに『生産管理』あたりをやらせる予定ですが……

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ああ、申し訳ないんですが、次は軍事関連技術の研究をお願いしたいんですよ。

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コスグレーヴ.png

なんと! 聞いたぞ聞いたぞ、しかと聞いたぞ!
ようやく軍備に本腰を入れてくれる気になったか、ティーシャク!

マッケンティー.png

よろしいのですか? 以前いただきました指示では、軍事関係の研究は
IC補正、労働力補正、研究修正補正の研究が一定ラインまで終わってから、と聞いておりましたが。
まぁ、私は別段かまいませんけれども。

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やむをえません。青写真をもらえる今のうちに、できる技術はやっておかないと。

コスグレーヴ.png

いいじゃないかいいじゃないか、結構なことだよ、うんうん。
で、何を開発する。やはり初期型歩兵師団『大規模戦闘計画』あたりか?
『初期型野戦砲』『後方地域集積所』『対戦型病院』も大事だな!

デ・ヴァレラ.png

『第一次大戦型空母』を。

コスグレーヴ.png

( ゚д゚)……

マッケンティー.png

( ゚д゚)…………

コスグレーヴ.png

(;゚д゚) ……今、何つった?

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『第一次大戦型空母』。

デ・ヴァレラ.png

『第一次大戦型空母』。

デ・ヴァレラ.png

『だいいちじ、たいせんがた、く・う・ぼ』。


1939第一次大戦型空母.png


コスグレーヴ.png

( ゚д゚)ポカーン

マッケンティー.png

あの、何だってそんなものを真っ先に……
せ、せめて理由を……

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理由も何も、青写真の都合もありますから。
早く完成させて次の青写真貰わないと、なにせ時間が無いから、もう。

マッケンティー.png

はぁ。では、ダブリン造船所にその旨伝えておきます……

コスグレーヴ.png

……なんだか熱が出てきた気がする……

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それはいけませんな、コスグレーヴ卿。ご自愛くださいませよ。
では軍需相、あとはよろしく。










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(…………。)

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

(…………『青写真をもらえる今のうち』? ……『時間が無い』?)

予定通りの朝令暮改

マッケンティー.png

ティーシャク、ダブリン造船所が『第一次大戦型空母』の研究を完了いたしました。


19390719_空母間に合いました.png


コスグレーヴ.png

直後に英国より、『初期型空母』などの青写真が無償で提供されてきたぞ。

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結構ですね、それでは次はESBに『生産管理』を研究するよう伝えてください。

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結局、また産業系の研究か。
何だって空母なんかを先に研究したのだ?
せめて、36年式歩兵にしてくれればよかったものを。

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最初はそうしようかと思ったんですけどね、もしかしたら間に合わないかな〜と思ったので。
『第一次大戦型空母』は見込みどおり、7月下旬に終わってくれましたから、ちょうどいいチョイスでしたね。

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相変わらず、よくわからないことを言うておるなぁ。

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さて、もう39年の8月ですか。早いもんですね。
そろそろ頃合ですね、ちょっと出かけてきますよ。

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どこへ行くんだ? 三ツ沢か?

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来週ですよそれは。
では、いってきます。

コスグレーヴ.png

なんか去年と同じ流れだな。
行ってらっしゃい。

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

行ってらっしゃい。

サルチャク.png

行ってら

コステロ.png

シュッ!

サルチャク.png

ギャウ!

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

ナイス!










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ただいま帰りましたよ、っと。
おや皆様お揃いで、お出迎えとは恐悦至極。

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やっぱり去年と同じ展開じゃないか。
なぁ、これは一体どういうことなんだ?


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デ・ヴァレラ.png

愛英相互防衛条約を解消してきました。
本日を持ちまして、エールは晴れて一回の中立国です。おめでとう!

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国内世論を真っ二つに割るほどの大騒ぎの挙句、たった1年で解消とは……
ティーシャクが何を目論んどるのか、ますますわからなくなってきたよ。

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簡単なことですよ、我が国には軍事力が無い。
それ故に、英国の戦争に巻き込まれるのを避けざるをえなかった、ただそれだけです。

コスグレーヴ.png

戦争って……どこのだ?

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ほら、英国が春先に、ポーランドの独立は守られねばならないとか何とか言って、同盟に引き入れてたでしょう?


19390330_ポーランドと同盟.png


コスグレーヴ.png

ああ、そんなこともあったな。
これがどうかしたか。

デ・ヴァレラ.png

ドイツはポーランドに攻め込みます。1ヶ月以内に。

コスグレーヴ.png

(;゚;ж;゚; )ブフォ!!

コスグレーヴ.png

ちょっと待てちょっと待てちょっと待て!
そりゃ一体どういうことだ、英国じゃチェンバレンが「平和は保たれた」とか言ってたぞ!
それが一体全体、どういうことなんだにょこの夜尿!
説明するんだにょ!( ´;゚;ё;゚;)

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

お見苦しいAAが出現いたしましたことを深くお詫び申し上げます。

デ・ヴァレラ.png

情報相、説明をお願いします。

アイケン.png

我がエールは1936年爾来ドイツへ、そして今年よりソビエトへ、諜報員を派遣しております。


1939ドイツスパイ網.png


1939ソビエトスパイ網.png


アイケン.png

ごらんのように、ソビエトのスパイ網は未だ構築の途上ですが、ドイツのそれは既に完成されております。
具体的に申し上げるなら、NSDAPの内部に情報提供者がいるのですが……
その者を含め、複数のルートから同一の懸念すべき情報がもたらされております。

アイケン.png

『ソビエトはドイツのポーランド侵攻を黙認する』
『その代償をドイツは支払う用意がある』

アイケン.png

具体的にドイツとソビエトが何をするのか、まではまだ掴めておりませんが……
一つだけ確実にいえることがあります。
ドイツはポーランドへの武力行使をためらいません。

コスグレーヴ.png

う、ううむ……それは本当に間違いの無い情報なのか?
欺瞞情報に踊らされているということはないのか?
それこそ、そう、英国の謀略とか……

アイケン.png

その可能性も勿論疑いましたが、情報分析の結果、ドイツがポーランドへの侵攻の意思を固めていることはどうやら間違いないようなのです。

デ・ヴァレラ.png

ドイツとポーランドが戦争になれば、ポーランドの盟友たる英国もドイツと戦争になる。
そしてエールもドイツと戦争になるんです。愛英同盟は片務同盟ではないので。

コスグレーヴ.png

それで同盟を解消するということか……
いや、しかし、英国側はそれでいいと言ったのか?
何というか、その……裏切りではないか、これは。

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

いえ、この同盟解消に関しては、英国側も積極的に賛成したとの事です。
来るべきドイツとの戦争においては、エールは中立を保っていて欲しい、との意向なのだそうです。

デ・ヴァレラ.png

まぁ、つまりはこういうことです……

チャーチル−デ・ヴァレラ秘密協約

Shetland Islands.png
スコットランド北部、シェットランド諸島──

デ・ヴァレラ.png

貴国の与党のご意見は如何でしたかな?

モールバラ公.png

どうもこうもありませんな。
貴国のIRA情報部と我が国のSISがともに同一の情報を持ち帰っても、
まだあの馬鹿者どもは「ドイツを刺激するのはよくない」の一点張り。

モールバラ公.png

それにしても、IRAの諜報能力には感服しましたな。
20年前、IRAには嫌と言うほど苦汁をなめさせられたものですが、未だ健在といったところですか。
爆弾作りだけでなく、覗きもお得意とは恐れ入りましたよ。

デ・ヴァレラ.png

なぁに、強盗が空き巣に転職しただけのことですよ。
殺すか殺さないかの違いでしかありません。
そのうち、強盗に戻るかもしれませんからねぇ。






デ・ヴァレラ.png

ま、それはともかく、当初のお約束どおり、
英独間の開戦が予見される情勢にともない、我が国は同盟条約の破棄を申し出ます。

モールバラ公.png

大英帝国はそれを認めます。






モールバラ公.png

それでは、今後も事前のお約束どおりに事を進めていただけますように……

デ・ヴァレラ.png

もちろんです。
我が国は、ドイツに与さず、英国に敵対せず、中立を維持します。

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ところで、貴国が中立を維持されるとなりますと、旧北アイルランドにあります、
ハーランド・アンド・ウルフ社の造船ドック……あれはどうなってしまうのですかな?

デ・ヴァレラ.png

ハーランド・アンド・ウルフ社は英国企業ですな。
英国企業が英国のために何を作ろうと、我々の関知するところではありません。
ハーランド・アンド・ウルフの為にアイルランド人が働いたとしても、それは単なる就業の自由の行使です。

モールバラ公.png

なるほど。では、貴国と我が国との間で取り交わされる資源貿易はどうなりますかな?

デ・ヴァレラ.png

我が国は資本主義国家ですので、企業が何をどこに売ろうと掣肘すべき事ではありませんな。
無論、そこで売り買いした資源が、戦争のための工場で使用されたとて、また同様です。

モールバラ公.png

ところで、ドイツから貿易を持ちかけられたら、貴国はどうされますかな?

デ・ヴァレラ.png

それは中立違反ですな、認められませんわなァ。

モールバラ公.png

んー?

デ・ヴァレラ.png

んんー?




モールバラ公.pngデ・ヴァレラ.pngワハハハハハハ!








デ・ヴァレラ.png

……と、いうわけです、コスグレーヴ卿。
この相互防衛条約は、はなっから戦争のための条約ではなく、
むしろ破棄することを前提とした条約だったんですよ。

デ・ヴァレラ.png

エールはアルスター6州、そして数多の青写真と引き換えに、
『絶対にドイツと組まない』 『英国の脇腹を刺さない』 『戦時中は英国に頼らない』
これを約束する。これが条約の真の狙いだったんです。

コスグレーヴ.png

エールはアルスター6州と技術を手に入れる。
英国はアルスターの利権を維持したまま、エールがドイツやソ連と再び手を結ぶ事を防ぐ。
なんとまぁ、まったく、君という人は……

デ・ヴァレラ.png

英国にとって、エールは指に刺さったトゲも同然ですからね。
抜き方を誤れば、血が噴き出し、手が腐り落ちるかもしれない。
ドイツと手を組んで、英国の脇腹を刺しかねないトゲを抜くことができたのです、アルスター6州は見合いの対価でしょう。

デ・ヴァレラ.png

エールという心配の種が取り除かれた以上、後顧の憂いなくドイツに立ち向かえる──

バックリー.png

諸君、大変だ、一大事だぞ!

アイケン.png

これは元首閣下!

デ・ヴァレラ.png

シーナスカル、どうされました!?
今日で販売終了のメガマックを買い損ねましたか!

バックリー.png

馬鹿なことを言っとるんじゃない!
ドイツが遂にやらかしおったぞ!


1939ダンツィヒ.png


デ・ヴァレラ.png

(……とうとう来たか!)








デ・ラ・ポエル・ゴウ.png というわけで、遂に世界は二度目の大戦を迎えようとしているわけですが……

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png 同盟を抜けて極めて親英的な中立国となったアイルランドの1939年は過ぎていったのでした。








蛇足

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

あの時、空母の研究にこだわってたのは、もうじき同盟を抜けるからだったんですか。

デ・ヴァレラ.png

ええ、青写真を手に入れるためにもね。
産業系を少し遅らせてでも、青写真は手に入れなければなりませんでしたから。

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

ただ、それでしたら一つ言わせていただいてよろしいですか?

デ・ヴァレラ.png

伺いましょう。

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

第一次大戦型空母の研究を完成させても、次に派生する技術は改良型空母だけですよね。

デ・ヴァレラ.png

そうですね。その青写真も貰いましたが、何か?

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

『後方地域での修理』『重深兵站』の2つに派生する『後方地域集積所』
『大規模強襲』『塹壕戦』の2つに派生する『大規模戦闘計画』
『基本型迎撃機』『基本型護衛戦闘機』『基本型戦闘機』の3つに派生する『初期型戦闘機』

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

どうせ駆け込み研究をするなら、青写真をより多くもらえるこちらの方がよかったんじゃありませんか?

デ・ヴァレラ.png

……

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

……

デ・ヴァレラ.png

…………

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

…………?

デ・ヴァレラ.png

ぎゃぼー!

デ・ラ・ポエル・ゴウ.png

気づいてなかったんかい!

1940-41年 Lazy Daysに進みます


*1 「ミンギス」が正しいそうですが、こちらでいきます
*2 フォークランド問題は19世紀からあったのです
*3 アメリカ独立戦争
*4 エドワード8世
*5 アイルランド電量供給庁。中の人が追加したオリジナル技術スタッフです。

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Last-modified: 2008-02-12 (火) 00:00:00 (3395d)